VoLTE(HD+)(ボルテエイチディープラス)は、VoTEL(ボルテ)を超える新しい音声通話サービスです。
現在主流の音声通話サービスとして、3G(スリージー)があり、多くの携帯電話は、この3G(スリージー)を使って、音声通話をおこなっています。3G(スリージー)自体は2001年に登場した技術であり、当時の携帯電話としてはクリアな音声通話でした。
その3G(スリージー)を超える音声通話サービスがVoLTE(ボルテ)とVoLTE(HD+)(ボルテエイチディープラス)なわけです。
3G、VoLTE(ボルテ)とVoLTE(HD+)(ボルテエイチディープラス)がどのように違うのかをご紹介します。
詳しいVoLTE(HD+)(ボルテエイチディープラス)については「こちら」のサイトを参考に
iPhoneでVoLTEを使うための設定の仕方に興味がある方はこちらの記事を参考に↓
iPhoneでも対応したVoLTE(ボルテ)でクリアな音声通話と注意点/アイフォン
■3G、VoLTE、VoLTE(HD+)の違い:ボルテエイチディープラス
そもそも、VoLTE(ボルテ)とは、4G LTE(フォージーエルティイー)の回線を使った音声通話サービスです。
昨今のスマートフォンでは、4G LTE(フォージーエルティイー)に対応したモデルが多く登場していますが、データ通信のみを4G LTE(フォージーエルティイー)でおこない、音声通話は3G(スリージー)でおこなうモデルばかりです。
つまり、4G LTE(フォージーエルティイー)に対応しているスマートフォンでも、VoLTE(ボルテ)に対応していなければ、音声通話は3G(スリージー)のままなんですね。
一般的に、3G(スリージー)は固定電話相当の音声周波数を使用しているので、やや篭った感じの音声通話になります。誰もが経験している音声通話サービスと言えるでしょう。
VoLTE(ボルテ)は、AMラジオ相当の音声周波数を使用しており、3G(スリージー)と比べるとクリアさが向上しました。また、高い声にもクリアに伝わる鮮明さが特徴と言えます。
本命のVoLTE(HD+)(ボルテエイチディープラス)は、VoLTE(ボルテ)を超えるFMラジオ相当の音声周波数に対応しており、更に高い声を肉声に近いクリアな音質で音声通話を楽しむことができます。
■VoLTE(HD+)の注意点:ボルテエイチディープラス
VoLTE(HD+)(ボルテエイチディープラス)を利用する場合の注意点としては、いくつか存在しており、誰もが使えるわけではありません。
まず、双方が電波環境が4G LTE(フォージーエルティイー)に対応しているエリアにいることが前提であり、なおかつ、VoLTE(HD+)(ボルテエイチディープラス)に対応した携帯電話を使用しなければなりません。
片方が3Gエリアにいたり、VoLTE(HD+)(ボルテエイチディープラス)に対応していない携帯電話を使用している場合は、自動的に3G(スリージー)やVoLTE(ボルテ)に切り替わるので、注意をしましょう。
iPhoneでVoLTEを使うための設定の仕方に興味がある方はこちらの記事を参考に↓