意外と難しいタッチと指の関係
スマホのタッチ操作ってべんりですね。でも、パネルとの相性や調整が悪いと、自分がタッチしているところとスマホが「触られた!」と感じるところがズレてしまい、とたんに使いづらくなります。
そんなわけで、指でタッチしているところが目ではっきりわかるとべんりです。Androidには、実はちゃんとその機能があるので使えるようにしてみましょう。
裏ワザでタッチ位置を確認できるようにしよう
この機能は、ふだんは使わないので「開発者向けオプション」という隠されたメニューの中に入っています。まずはそれを使えるようにしましょう(Android 4.4以降機種の場合)。
まずは「設定」メニューを表示し、「端末情報」を選んでください。
中に「ビルド番号」という項目があります。ここを「7回」連続してタッチしてください。すると「これでデベロッパーになりました!」というメッセージが一瞬だけ出ます。
「戻る」ボタンでひとつ手前のメニューに戻ってください。「開発者向けオプション」というメニューが新しく現れています。さっそくタッチして中に入ってみましょう。
なお、このメニューの中の項目はプログラマ向けなので、自己責任で注意深く操作してくださいね。
「タッチを表示」という項目がありますね。ここをチェックしてください。これだけで完了です。
画面に触ると、タッチしたところに白っぽい円が表示されるようになったのがわかります(画面上部真ん中)。
また、さいきんではふつうですが、二本以上の指のタッチを同時に認識する機種では、認識したタッチポイントの数だけ円が表示されます。
設定のズレのほかに、友だちにスマホの操作方法を説明したり、大画面タブレットで画像の一部を指し示したりするのにもべんりです。Chromecastで写真を大型テレビに映して視ている人にもいいですね。
特に困ることはないのでふだんからオンにしておくとよいでしょう。