最近、ドローンがかなり普及してきて、一般の人も購入できるような価格になってきましたが、一度はドローンで空撮をしてみたいという方も多くいるんじゃないでしょうか?
販売しているドローンは低価格の物からそれなりの高額なモデルもありますが、一体どれがベストなのか?
と、どれを購入しようかと迷っている方に何回かの記事に分けておすすめのドローンをご紹介していきたいと思います!
今回ご紹介するのは、警察も操作に使用しているようなドローンを開発しているDJIという会社のドローンです!
代表的なドローンとして「PHANTOM 4」「MAVIC」「SPARK」の3種類ありますが、その中でも『DJI Mavic Pro』というドローンが一番、一般人にも使いやすいものであると思いますので、比較も織り交ぜながら、ご紹介していこうと思います。
『DJI Mavic Pro』
まずは「DJI Mavic Pro」の紹介となっている上の動画を見てもらうとちょっと気持ちが高ぶってくると思います。
「DJI Mavic Pro」はしっかりとした最先端ドローンであることは間違いなく、カメラの画質だったり、操縦性能なども十分にすごいものです。
同じような製品と比べると「PHANTOM」や「SPARK」とちょうど間ぐらいの性能だと思ってもらえればわかりやすく、両者のいいとこどりといった形です。
「SPARK」よりも安定飛行ができる。
ドローンを飛ばす際に初めに苦労することはやっぱり操縦に関することで、とにかくやってみて慣れるのが最重要ですが、この「DJI Mavic Pro」は障害物を回避する性能が非常に高く、初心者もすぐに慣れることができます。
他の「PHANTOM」や「SPARK」も同じように衝突回避性能はついているので、ここら辺は同等とも言えますが、問題は「風」です。
外で飛ばす際、「風」はつきものなので、その「風」にドローンが打ち勝ってくれるかというところがうまく撮影したり、安全に飛ばすときに重要です。
それには羽のサイズや機体の大きさがあり、このDJI社のドローン3つを比較すると大きさでは
- 「PHANTOM」(対角寸法:350mm 重量:1388g)※PHANTOM4 PROから
- 「mavic pro」(対角寸法:335mm 重量:743g)
- 「SPARK」(対角寸法:170 mm 重量:300g)
といった大きさと重さになっており、上から「プロ」→「ビギナー」向けといった形になっています。
「PHANTOM」は本当にプロ向けで、風圧抵抗があったり、まず機体自体のサイズが大きいので気軽に撮影といった形ではできません。たいして「SPARK」は小さく手の平サイズなので気軽に撮影できるが、軽く、小さいので風で流されやすいという面もあります。
そこの中間に位置づけられているのが「DJI Mavic Pro」で、1キロを超えないぐらいの重量なので、持ち運びもしやすく、折りたたまれた羽を広げれば、「PHANTOM」ほどのサイズになるので安定した飛行が得られるということですね。
カメラの性能は?
続いて、カメラの性能ですが、「PHANTOM4」は様々なサイズや画質で撮影できるのに対し、「DJI Mavic Pro」はそこまで種類は少ないが、両者とも同じくらいの最大画質とサイズで撮影することができます。
「SPARK」に限ってはちょっと劣っていますが、苦にならないほどきれいな写真と動画を撮影できるようになっています。
「DJI Mavic Pro」:静止画 1,235万画素 動画 HD~4Kまで可能
ということになっており、完全プロ仕様の小型版ような感じになっています。ドローンで空撮を楽しんでいるうちにどんどんいい動画を撮影したくなってしまった場合も初めから「mavic pro」にしておけば、追加で購入する必要がありません。
ドローンは決して安いものではないので、下手なものを安く買うよりはいいものを1個買うほうが個人的に良いと思います。
送信機を使えば、より遠くまで撮影できる。
「DJI Mavic Pro」と「SPARK」は同じ送信機で、「PHANTOM」も専用の送信機がり、送信機を使うことで最大4キロ離れた地点でもドローンに指令を出すことができます。
スマホ単体でもWi-Fiを使用して、送信することが可能ですが、最大伝達距離は80メートルということで、ちょっと物足りなくなってしまいます。
バッテリーの持ち時間は?
お次はバッテリー持ちに関することですが、ドローンはどうしても小型で高性能なゆえにバッテリーがすぐになくなるというのが欠点です。
公式情報の最大飛行時間は基本的に持たないので、低く見積もって、3種類のドローンを比較すると、
- 「PHANTOM」→ 約30分
- 「mavic pro」→ 約20分
- 「SPARK」→ 約10分
といったほどです。
ドローンの上級者は大抵バッテリーを2つ以上持っていますが、一般レベルであるとそこまでできないと思うので、「DJI Mavic Pro」を選んでおけば、バッテリー1つで20分間も撮影したり、遊ぶことが可能です。
仮に、もう一つ購入すれば40分と一時間近く飛行を楽しむことができます。
ただ、バッテリーは1個で約10000円するので注意して下さい。
最大の欠点は値段。
最後に気になる「DJI Mavic Pro」の値段ですが、現在のAmazon価格で約130000円となっています。結構高いんですよね。
今回は本格ドローンということで、他機種との比較を織り交ぜながらご紹介してきましたが、DJIのドローンの中でちょうど中間で使いやすいという点はありつつも、価格だけがちょっと手を出しづらいかなと思います。
ちなみに「PHANTOM」は約200000円、「SPARK」は約65000円となっています。
価格帯はDJI製品の中ではちょうど真ん中と言えますが、簡単に手を出せるような金額ではないので注意が必要です。ただ、下手に安いドローンを買うよりは初めから良いものを購入したほうがいろいろなことに使えると思います。
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