いま算数力が、幼児教育や小学受験・中学受験で大注目をあびています。
算数力こそが、本当の学力を測るものさしであり、難関校受験でも配点の高さや出題への比重が大きくなっています。
そんな算数力は、小さなうちから鍛えることで、後天的に備えられるものです。
今回は幼少期から算数に親しみ、算数力を鍛えるためにとっておきの知育玩具をご紹介します。
家族みんなで遊べる・ブロックス
ブロックスとは、いわゆる陣地を取り合うテリトリー争いのゲームです。
ルールはいたって簡単です。ピースの角と角を繋げてブロックを配置し、自分のテリトリーを増やしていきます。
プレイ人数は2~4人です。
小さなお子様でも理解できるシンプルさなので、ご家族いっしょに一緒に楽しめます。
◆鍛えられる算数力:楽しみながら図形認識・空間把握・先を読む力(戦略の学習)が身につきます
世界最古のボードゲーム・マンカラ
マンカラは、世界最古のボードゲームとも言われ、アフリカや中近東、東南アジアで古くから愛されているゲームです。
一番オーソドックスなのは「自分の陣地の石を減らし、なくなったら勝ち」というルールですが、他にも遊び方があり、その数は100種類以上。
こちらのマンカラ・カラハには、4種類の遊び方(マンカラ・ベーシック、マンカラ・イージー、カラハ、スンカ)の説明書が載っています。
運で勝てるようなゲームではなく、先読みや駆け引きが必要とされていて、脳トレしている実感を得られるゲームです。
1ゲーム5分ほどで終わるので、さくっと楽しめます。
UNOの兄弟ゲーム!DOS(ドス)
UNO(ウノ)の兄弟ゲームであるDOS(ドス)。
ウノは、残り手札が1枚になったら『ウノ!』と言うルールですが、ドスは残り手札が2枚になったら『ドス!』と叫びます。
ウノのルールは、みんなが見える場に出せるのは、同じ色または同じ数字のカードのみですが、
ドスでは同じ数字または足して同じ数字になる2枚のカードも出すことができます。
ウノよりもさらに数字に着目したゲームで、算数力を鍛えることができます。
空間認識脳力を鍛える・ナンバーナイン
1~9までの数字が各2枚ずつ入っており、それらの数字を使って遊びます。
最大4人まで参加可能です。
山のカードを引いて、引いたカードの数字に書かれたタイルを置いていきます。どんどん積み重ねていき、階層を重ねていくようなイメージです。
山のカードがなくなるまでに、より高得点で積み重ねられた人が勝ちです。置き方によって得点も変わってくるので、パズルをやっているかのようで空間認識能力も鍛えられます。
やみつきになる面白さ・コンプレット
まず。1~100の数字が書かれたコマを17枚裏向きに、5枚を表向きに並べます。
表になっているコマをヒントに、裏向きのコマを左から右に数字を大きくしながら並べていくゲームです。
2~6人で遊べます。
シンプルですが奥が深く、一度やるとやみつきになるゲームです。
大人も夢中になる楽しいゲームです。
最後に
今回は、算数力を身につけるためにぴったりな、楽しく知的な知育ゲームをご紹介しました。
パズル要素が強く、空間認識能力が身につくものから、計算の要素が強いものなど、種類は様々。
どれもルールはシンプルなので、小さなお子さんが夢中になって楽しめるのが魅力です。
楽しめる人数も、2〜6人と多くなっています。
ご家族一緒に、楽しく脳の活性化と、算数力を鍛えてみてはいかがでしょうか。
つい夢中になって、負けた悔しさからケンカしないよう、お楽しみください(笑)。