【解説】『楽天モバイル』の基礎知識! 第4の携帯キャリアに認定!
2018年5月24日、日本サッカーファンが喚起の雄叫びをあげる記念日になりました。
イニエスタ! イニエスタ!! イーニーエースーター!!!
わかりますか?(笑)
スペインのサッカー名門チーム・バルセロナからJリーグ・ヴィッセル神戸へ移籍したスーパープレイヤーの名前なんです、その名も、アンドレス・イニエスタ!
年俸はJリーグ最高の3年2500万ユーロ(約32億5000万円)とのことで、そんな巨額マネーをまかなうのがヴィッセル神戸を運営する、「楽天」です。
やってくれました。社長さんも会見に同席し終始にこやか。テレビで流れていましたよね。
そんなお金持ちの楽天、4月9日には総務省からモバイル電波の割当を受け、「第4のキャリア」として携帯事業に正式参入することを発表しました。
来年の2019年10月サービス開始に先立って、今回は「楽天モバイル」の基礎知識をお届けします!
キャリア変更を考えている方は参考にしてみてくださいね。
現在の楽天モバイル・サービス内容について
現在の楽天モバイルは、ドコモの電波回線を借り受けて格安SIMを提供しているんですよ~。MVNOってやつです。
楽天モバイルサイトによると、一人あたりの月額料金がなんと驚きの約4,200円!
他3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の60%らしいんです・・・
モバイルショップは、北は北海道から南は沖縄まで既に全国へ展開済み。
サービス面や困った際の安心感もありますね。
月額基本料金
楽天モバイルの料金設定は以下の通り。
データ通信専用『データSIM』、通話機能付き『音声通話SIM』の2種類のSIMがあります。
音声通話SIM・・・通話+ネット
データSIM ・・・ネットのみ
新たなプランとして、お得な「スーパーホーダイ」1,980円、2,980円、3,980円の3段階設定もあり、分かりやすいことから主軸になりつつあるようです。
1番割安な使い方は、
「データ通信専用SIM+別途IP電話」(050データSIM)のパターン。
他社から乗り換えの場合、
電話番号が変更になっても構わない人にはいいんじゃないかな~。
データの通信速度ですが、3大キャリアに対し格安SIMは劣勢、だから割安なのです。
楽天モバイルへ乗り換えを考えている人は、モバイルショップで実際の速度を体感することをオススメします!
時間帯によっては動画再生など厳しいときもあったりするかも・・・
楽天系・電話アプリは複数あるぞ!
楽天モバイルは快進撃を続ける進化中の会社ということで、
通話サービスは「楽天でんわ」及び、楽天グループの通話アプリ「Viber」「IP-Phone SMART」と複数存在します。
「楽天でんわ」は、番号そのままで通話料を半額にする電話アプリ。
電話回線を使っているので通話品質はクリアで、音の遅延や途切れることなどまれです。
かたや「Viber」「IP-Phone SMART」は、通常のIP電話となります。
料金は、
「楽天でんわ」 10円/30秒 ※独自ルールあり
「Viber」 9.8円/30秒 ※為替レートにより変動
「IP-Phone SMART」 8円/30秒
Viberは楽天が買収した海外の会社なので為替レートとかいう単語が出てくるんです。
ちなみに、IP-Phone SMARTも元々は国内別会社で、楽天が買収しました。
さらには昨年末に経営破綻した、FreetelのMVNOも楽天が買収しています。こうやって拡大化を続けてるんですね。
通話品質に関しては、以前はIP電話が大きく劣勢と言われていましたが、技術進歩もありその差は年々縮まっています。
設定が嫌でなければIP電話が安いしオススメかも♪
2019年10月以降の楽天モバイルはどうなる?
産経新聞によれば、料金は現在の楽天モバイルに合わせ、4,000円程度とのこと。
よって3大キャリアと比較して、40%割安な料金体系を維持しつつ戦いに挑むことになるようです。
さらに楽天のマーケット戦略はモバイルネットワークを使って、EC事業・カード事業と連携した、ユーザーを囲い込む戦法を広げていくもの。
例えば、楽天モバイルのカード引き落としを楽天カードにしたらサービスポイントを増やしたりと、楽天経済圏をさらに拡大していく方向性だとか。
将来、身の回りは何でも楽天っ、て日本になっているかもしれませんね・・・
日本は民主主義だし企業の競争はいいことなんじゃね?
と筆者は簡単に考えます。基本的にはですがね!
今回は第4の携帯キャリアということで、楽天モバイルの記事をご紹介しました。
新規参入は消費者にとってプラス面が多いと思うので楽しみに待ちましょう!