こんにちは。スマホのカタログに載っている難解な用語を、Uさんに教えてもらうシリーズ。
今日の用語は、「CMOS」。
カタログスペック表のカメラ欄にあったこの表記、何を意味するのでしょうか?
* * *
ヨーコ:
今日はCMOSの意味について教えていただきたいのですが、まず、CMOSの読み方が分かりません。
とりあえずアルファベットで「シーエムオーエス」と呼んでるんですが…。
Uさん:
最初、「シーエムオーエス」とヨーコさんの口から聞いたときは何のことかさっぱり分かりませんでした(笑)。
まずCMOSは「シーモス」と呼びます。
「Complementary Metal Oxide Semiconductor」の略ですね。
ヨーコ:
直訳すると、えーと…。
Uさん:
相補性金属酸化膜半導体、です。
デジタルカメラやウェブカメラにも使われている撮像素子で、CCD、CMOS、そしてその二つの利点を兼ね備えたMOSの3種類があります。
一般的には、この撮像素子のサイズが大きいほど画質がいいと言われているんです。
ヨーコ:
撮像素子のサイズが大きいと、どうなるんですか?
Uさん:
サイズが大きいほど微妙な色の違いも正確になり、ディティールのはっきりした立体感ある表現ができるようになるんです。
ヨーコ:
確かに、スマホのカメラでは一眼レフで撮れる立体感は出せないような。。
カタログを見ると、スマホで使われている撮像素子はほとんどすべてCMOSですが、
そのサイズまでは書かれていませんね。
(ドコモのカタログ)
(auのカタログ)
Uさん:
まあ、一眼レフのカメラほど誇れるサイズではないですからね。
ヨーコ:
考えてみれば、スマホはデジカメや一眼レフに比べると圧倒的に小型ですからね。
一眼レフに入るほど大きな撮像素子は入らないから、仕方ないですよね。
Uさん:
それより、一般ユーザーにとってはカメラの有効画素数の高さのほうがインパクトがあるんじゃないかな。
撮像素子のサイズを書かれても何のことやら…でしょ?
ヨーコ:
まさに。CMOSという言葉も知らなかったくらいなので。
でも画素数ならなんとなく分かります!
数字が高いほどキメ細かく撮れるんですよね?
Uさん:
ええ。今は1000万画素数超えは当然、中には2000万画素も出てきてますよね。
ただし、忘れてはいけないのが、画素数の高さだけが高画質の基準ではない、ということ。
ヨーコ:
というと?
Uさん:
カメラの画質を決めるのは、①撮像素子の大きさ、②画素数、そして③レンズの性能。この3つです。
ヨーコ:
そうはいっても、スマホのカタログにはその3つのうち、画素数くらいしか明記されていませんね。
Uさん:
あとは、フォトライト機能や手ブレ補正機能、オートフォーカスなどの撮影補助機能をチェックして
使いやすいかどうか、自分にとってどの機能があるといいかを見極めるのが重要ですね。
ヨーコ:
なるほど。でもその撮影補助機能も、分からない用語がありそうです。。
よかったらまた教えてください。
今日もありがとうございました!