【先生必見】教育現場で使えるGooleサービスを使いこなそう(初級解説編)

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突然ですが、あなたは日常生活でGoogleのどんな機能を使っていますか?

Googleは検索機能のみならず、さまざまなサービスを提供しています。

スマホやタブレットがアンドロイド端末の人(Iphoneではない人)は、Google Chrome(クローム)で日常的にウェブ検索しているでしょう。

また、Gmailのメールアドレスを持っていたり、Googleカレンダーで予定管理をしている方も多いと思います。

これらGoogleが提供しているサービスの中でも、今回は主に教育現場で大活躍するGoogleサービスをご紹介します。

以下はすべてGoogleのサービスですが、最近は先生の間でも耳にする機会が多いのではないでしょうか。

・Google Classroom(無料)
・Google Meet(無料)
・G Suit for Education(無料)
・Chrome book(パソコン)

Google Classroom(グーグル クラスルーム)とは

オンライン授業を行うための教育プラットホームです。
ざっくりいうと「ウェブ上の校舎」のようなものです。

先生は、ここで「クラスルーム」を開設し、「授業をする」「課題を出す」「採点する」「質問する」「お知らせを流す」など、生徒に対して様々なことができます。

採点や出欠なども一括管理できるので、授業以外の先生の負担も軽くなります。

生徒はこのクラスルームに入室し、オンラインで授業を受けたり、課題を提出したりすることが出来ます。

このGoogle Classroomは、ほかのサービス(GmailやGoogleカレンダーなど)との連携でよりスムーズに使えることと、セキュリティの安全性がとても高いことで、教育プラットホームのなかで世界的に最もメジャーなサービスになりつつあります。

ここ最近オンライン授業が世界的に一躍活性化しましたが、世界で1億人以上の人々がこのサービスを使っているといわれています。

なおGoogle Classroomは、生徒も先生もすべて無料で使うことができます。

日本の公立小学校でも、すでに取り入れている自治体もあり、これからさらに使いやすく一般的になっていくでしょう。

これは2019年の5月に、東京の教育関係の催し物で出されていた、Googleの教育ブースです。

新型コロナ感染拡大前の催し物ですが、席は満席。

すでに全国の先生方から高い注目を集めていることがうかがえました。

Google Meetはビデオ通話機能

Google Meet(グーグル ミート)とは、Googleが提供している「ビデオ通話ができる機能」です。

Skype(スカイプ)や今話題のZoom、LINEなどと同じく、相手の顔を画面で見ながらリアルタイムで会議や授業をすることができます。

こちらは、2020年4月から先程のGoogle Classroom内でも使えるようになりました。

Meet機能のよいところは、Classroomに入室できる生徒なら、事前に連絡先の交換などが不要でビデオ通話ができるところです。

また、通話中に画面を共有することができるので、あらかじめ作った資料などを映し出すこともできます。

勉強の復習や休んだ生徒の補講などに、後から役立てることもできますね。

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G Suit for Educationは教育機関向けの無償パッケージ

教育に役立つGoogle機能の一式のことです。

ビジネスで使うセット「G suit(ジー スイート)」は有料提供されていますが、この「G Suit for Education」は、学校などの教育機関であれば、Googleに申請すれば無償で使うことができます。

Google ドキュメント(ワードにあたるもの)、Google スプレッドシート(エクセルにあたる)、Google スライド(パワーポイントにあたる)などが含まれているので、これらひとつのファイルをオンライン授業中に、遠隔で様々な生徒が書き込むことができます。グループ学習などに便利ですね。

これは、Googleスプレッドシートに、遠隔でいろんな先生がお試しで書き込んだときの画面です。


先生同士のやりとりもできるので、学年全体・教科全体での課題づくりなどにも便利です。

また、G Suit for Educationを申請していると、Google Classroomで、生徒の保護者に勉強の進捗などを共有することもできます。

オンライン授業に変わり、勉強の進捗に不安を持っている親御さんも、授業内容がいつでも把握できるのであれば安心です。

■G Suit for Education についてもっと知りたい方は、こちら
https://edu.google.com/products/gsuite-for-education/?modal_active=none

Chroom book(クロームブック)は学習向けコンピューター

Chromebook(クロームブック)とは、Googleの「Chrome OS(クローム オーエス)」 というシステムを搭載したコンピューターのことです。

普段一般的に使われているパソコンは、ウインドウズやマックのシステムを搭載している場合が多いのですが、こちらはGoogleが開発した独自のシステムが入っています。

これまでご紹介したGoogleのサービスが使いやすく、そのほかにも教育現場に適した仕様になっています。

ちなみに、Chrome bookはアメリカの教育現場でもっとも導入されているパソコンです。
その理由は、以下にあります。

操作が簡単

パソコンを起動する速度が早いので、もたもたしません。
ユーザー(使う人)の切り替えも早いので、授業ごとに異なる生徒が使う際にも便利です

G Suit for Educationのサービスがすぐに使える

インターネットに繋いでいない状態(オフライン)でも使えます
画面をペンなどでタッチして使うタッチスクリーンに対応しているコンピューターです。

安全性が高い

セキュリティが高いので、生徒にも安心して使わせることができます

一台あたりの価格が安い

教育などで使うものだけに特化しているので無駄がありません。
一台2.9万円くらいからあるので、複数用意が必要な場合にも最適です。

以上から、学校への導入にまず導入が検討されるコンピューターなのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

◆Google Classroom・・ウェブ上の校舎

◆Meet機能・・ビデオ通話機能

◆G Suit for Education・・教育機関で無償提供されているサービスのパッケージ

◆Chroom book・・・授業に最適なコンピューター

これでひととおり、学校や塾で使えるGoogleのサービス一覧が把握出来たことになります。

Googleのサービスは、述べたとおりほとんどが無料です。

もちろんChroom bookではなくても、今手元にあるウインドウズやMacのパソコンでも使用できます。

ぜひお試しください。

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