モバイル充電器って、何がいいんでしょうね?
「電源コンセントが不要だから、いつでもどこでも充電できる」という謳い文句を聞くんですが、「電源がないんなら、満タンにしてある予備のバッテリーを入れ替えればいいじゃん?」と思ってました。バッテリーって場合によってはタダで新品をもらえるし。
そんな私ですが、今日ようやくその良さを実感できました。どんなメリットかを述べる前に、アンドロイドの充電方法についてまとめてみます。
アンドロイドのバッテリーが減った時、取り得る手段は5つありますよね。
1. 電源を使い、USBマイクロケーブル経由で充電。最もスタンダードな方法で、充電スピードも速い。但し、自宅や友人の家、電源が使えるカフェなど使える環境は限られる。
2. 満タンにしてある予備のバッテリーに入れ替える。但し、一度電源を切ってから入れ替えなければならないし、もちろんそのバッテリーを使いきれば再び充電しておくという間はかかる。
3. パソコンとアンドロイドをUSBマイクロケーブルで繋ぎ、充電する。但し、充電速度は異常に遅いうえ、パソコンのバッテリーも食う。
4. モバイル充電器とアンドロイドをUSBマイクロケーブルで繋ぎ、充電する。但し、モバイル充電器そのものも充電しないと使えない。しかも空っぽの状態から満タンにするまで8時間かかる。
5.外で、充電させてくれるスポット(キャリアショップや充電スタンド)を探す。 USBケーブルもモバイル充電器も一切持ってないときの駆け込み寺。但し、大事なスマホを一定時間そこに預けておかねばならず、身を拘束されるのが難点。
外出先で急場を凌ぐにあたり最も手っ取り早いのは、2のバッテリー入れ替えですね。
で、今日の本題。モバイル充電器の何がいいかというと、バッテリーを持ち合わせてない時はもちろん、うろちょろ動き回りながら充電したい時に大活躍するんですよ。
というのは、昨夜充電が切れかけた時に、友人A子ちゃんから電話がかかってきたんですね。久しぶりなので長く話し込みたいなーと思っていたし、きっと長くなるだろうと予想した私は、即座に満タンにしていたモバイルバッテリーとアンドロイドをUSBで繋ぎました。
それから2時間半。長電話を終え、心地よい充足感に浸りながらアンドロイドの電池残量を確認すると、100%! 電話しているうちに充電が完了しているではないですか!
充電中、電話を一回も中断しなくていいって、素晴らしくないですか?
しかも長電話の時は、台所に行ったりお布団の中に入ってみたりと、うろちょろするので、電源から遠く離れたところにいても電話しつつ充電できるのはとっても便利。
ちなみに私が使ったのはコレ。
↓
パナソニックQE-QL201
価格相場:3200円~5500円程度(※2012年10月30日時点)
ITライターさんのイチオシ。USBケーブルの差し込み口が2つあるので、スマホを2つ同時に充電することができるんです。すなわち、出先で友達の充電切れピンチも救えるわけです。
超人気らしく、7月下旬に電話で取り置きしようとしたらあらゆる量販店で品切れになっていて、かろうじて見つけた一品でした。量販店の店員さんも
「これが一番容量が大きいからお薦めです。ウリは“容量5,400mAhでスマートフォン約2回充電”。他の人と同時に2機分充電できるのも特長ですが、2機可能なパワーを1機だけで使うと、当然充電スピードも上がるんです!」と絶賛。
USBマイクロケーブルは別売。私はau充電器付属の純正のUSBマイクロケーブルを使っています。
※注意:購入後は7~8時間かけて充電をする必要があります。
最初は赤いランプから始まり、
充電が中盤に差し掛かるとオレンジ、終わりのほうは緑、そして完了したらランプが消えます。
満タンの手前は緑
充電が完了したらランプが消えます。
余談ですが、充電が完了し満タン状態の時に付属のLEDライトを接続し、電源ボタンを押すと、ランプがつきっぱなしになります。約30時間連続点灯するそうなので、有事にも使えそうですね。
ちなみにこのモバイルバッテリー、142gと少々重いです。普段の持ち歩き用は超軽量の予備バッテリー、自宅での長電話や長時間外出の際はモバイル充電器、と使い分けたいと思いマース。