子ども学習用タブレットの選び方と注意点

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文部科学省は、「GIGAスクール構想」を打ち出し、2023年度までに「子ども1人に1台の情報端末(タブレット)の整備」を掲げました。その矢先にコロナ禍があり、整備はより早く進められています。

これからのICT環境にしっかりと対応していけるためにも、幼い頃からタブレットの利用に慣れていくことは重要です。しかし、「どのタブレットを選べばいいのだろう?」、「タブレットを子どもに与えて本当に大丈夫だろうか?」という疑問や不安を感じているご家庭も多いのではないでしょうか。

今回は子ども学習用タブレットの選び方やお勧めのタブレット、そしてタブレットを子どもに与える際の注意点についてお伝えしていきます。

 

子ども学習用タブレットの選び方

タブレット」という言葉を聞くと、「iPad」というイメージが強いですが、実はiPad以外にもいろいろなタブレットが開発され、販売されています。

ちなみにタブレットとは、スマートフォンの大型版(A4~B4)サイズで、パソコンと同じような機能を持ったタッチ式デジタル機器のことです。タッチペン(スタイラスペン)を使えば、授業中にノートや画用紙の代わりになります。

それでは詳しくタブレット選びの基準をお伝えしていきましょう。

子ども用のタブレットは2種類に分けられる

まず、子ども用の学習タブレットは大きく2種類に分けられます。これはインターネットにアクセスできるのかどうかという違いです。iPadのようなタブレットは、インターネットにアクセスできますので、調べ学習などをする際には必須です。今後のICT環境で使用されるタブレットは基本的にこういったものです。学んだ知識に対して興味を持って、さらに掘り下げたり、情報や意見をチームで共有することにも役立ちます。今流行のアクティブラーニングに大活躍するツールです。

それに対し、インターネットにはアクセスできず、内蔵されているアプリだけを利用できる学習用タブレットもあります。つまり使える範囲がとても限定されているタブレットです。

 

子どもの年齢や用途に合わせる

それでは、タブレットはどのように使い分けていけばいいのでしょうか?ポイントになるのは「子どもの年齢」そして「使用する用途」になります。

幼少期であれば、インターネット機能までは必要ありません。タブレット利用に慣れさせるという観点からすると、内臓されているアプリだけで十分です。

逆に小学校高学年になってくると使用の用途が異なり、調べ学習などに利用していくため、インターネットにアクセスする必要があります。

つまり幼少期にはまず専用の学習タブレットを使っていって、小学校3年生ぐらいからインターネットにアクセスできるタブレットに切り替えていくのがお勧めです

子どもがタブレットを持つメリット、デメリット

幼少期から学習用タブレットを利用する一番のメリットは「タブレットに慣れる」という点です。EdTechが世界中で進む中、お子さんが将来タブレットやPCを使う機会は避けて通れません。幼少期のうちからタブレットの使い方を学ぶことは、これからの未来に役立つと言えるでしょう。ゲーム感覚でパズルの問題にチャレンジしたり、漢字や計算の練習をしたりと、知育の面でも効果は期待できます。

ただし、デメリットもあるので注意が必要です。最大のデメリットは、インターネットにアクセスできるタブレットだと、勉強すること以外の誘惑があるということでしょう。勉強するのに使うはずだったのに、YouTubeばかり観ていて逆に学力が下がっていくといったケースもあります。危険なサイトにアクセスしてしまい、事件に巻き込まれるリスクもありますので、このあたりは充分に注意していく必要があるでしょう。つまりそういったリスクを制限できるタブレットがお勧めです。

 

お勧めタブレット5選

続いて、具体的にお勧めしたいタブレットを厳選して5つご紹介していきます。専用の学習タブレットから2つ、インターネットにアクセスできるタブレットから3つです。

カメラで遊んで学べる!マジックタブレット

「カメラで遊んで学べる!マジックタブレット」は、対象年齢は3歳から6歳で、ディズニーキャラクターが100種類も登場する専用学習タブレットです。インターネットへのアクセスはできませんが、88種類のアプリを内蔵しています。英語やひらがな・カタカナ、数える勉強などができます。液晶画面は4.3インチと小さめですが、カメラも付いており、タッチペンも使えるようになっています。

 

イメージ:カメラで選んで遊べる!マジックタブレット

 

楽しく使えて、まずはタブレットに慣れていくという点でお勧めです。ただし、アプリの使用制限時間などの設定はできません。ブルーライトをカットするような機能もありませんのでブルーライトカットフィルムを別途購入して使うのがいいでしょう。画面が小さいので目が疲れやすいため、長時間使うことのないように注意してください。幼児が使うタブレットですので多少頑丈に疲れていますが、落下させると破損する危険性があります。防水機能はありません。メーカー希望小売価格は16,940円(税込)です。

 

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スマイルゼミの学習専用タブレット

続いては通信教育のスマイルゼミの講座やサービスを利用するための専用Androidタブレットです。

◆スマイルゼミ◆タブレットで学ぶ 【小学生向け通信教育】が誕生!

イメージ:スマイルゼミ

 

液晶画面は10.1インチと大きくて見やすくなっており、専用のタッチペンも付属しています。子どもが利用することを考慮して、独自の耐久テストを行い通常のタブレットよりも耐久性に優れています。防水機能はありません。

幼児コースであれば、インターネットにアクセスできない仕組みになっており、30分が経過するとその日は勉強できないようになっています。小学生コースでは、インターネットにアクセスできますが、あんしんインターネットという機能を利用することで有害サイトへのアクセスを禁止できます。時間制限などの設定も可能です。ドリル・テストといった教材の充実、自動丸付け機能や間違いの指摘、効果的な解き直しなど学習面はとても充実しています
◆スマイルゼミ◆ 【幼児コース】はこちら
◆スマイルゼミ◆ 【小学生コース】はこちら

Amazon Fire HD 10キッズモデル

「Fireキッズモデル」は7、HD 8、HD 10とありますが、お勧めは液晶画面が10.1インチで最も大きなHD 10です。価格は19,980円(税込)ということで、7インチの11,980円(税込)よりも割高です。耐久性についての記載はありませんが、もしも壊れてしまった場合、2年間の限定保証付ですので、無償で交換ができます。防水機能はありません。

 

イメージ:Fire HD 10 キッズモデル

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安心機能を搭載しており、1日の利用時間を15分間隔で設定できますし、使っているコンテンツ内容も保護者のスマホから確認可能です。年齢フィルターによって、適切なコンテンツが表示されるようになっています。「Amazon Kids+」には数千点のキッズコンテンツ(対象は3歳から小学校高学年まで)があり、最初の1年間は追加料を支払うことなく無制限で利用することができます

 

Apple iPad mini(第5世代)

タブレットの代表といえばやはりiPadでしょう。iPadは大きく分けて4種類あり、価格の安い順に、iPad、iPad mini、iPad Air、iPad Proとなっています。iPad Proになると価格は15万円以上になりますし、プロのデザイナーなどが使っているような高機能ですので、子どもの学習タブレットとしては豪華すぎます。

お手頃のところだと、「iPad mini」です。液晶画面は7.9インチですので、やや小さめですが、パソコンと変わらないほどのスペックです。2019年に発売された第5世代が最新で、価格は50,370円(税込)~となっていますので、やはり他のタブレットと比較するとかなり割高になります。その分、古いモデルになると価格は安くなります。

 

イメージ:iPad mini

 

スクリーンタイムで様々な設定が可能です。アプリの1日の使用時間制限、休止時間で夜は何時まで利用できるのか、アプリをインストールしたり課金できないような設定もできますし、実際にどのアプリにどれくらいの時間を費やしているのか確認も可能です。そのまま利用すると耐久性は弱いので、軽量で頑丈な保護ケースを使うのがお勧めです。防水機能はありません。

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Apple iPad Air(第4世代)

iPad miniだと液晶画面が小さいと感じる場合、10.9インチの「iPad Air」もあります。

第4世代は「Wi-Fi6」(通信速度の速い、新しいWi-Fi規格のこと)にも対応していますので、動画を見るだけでなく、オンラインでの授業を受ける際もスムーズです。スクリーンタイムの機能はiPad miniと同じですから、子どもの年齢に合わせて使用制限をかけていくことができます。耐久性も同じで、防水機能はありません。価格は6万円台からになりますので、iPad miniよりも1万円ほど高額です。

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さらに第2世代のApple Pencilにも対応していますので、側面にマグネット固定できる他、ワイヤレス充電も可能です。

ちなみiPadにタッチペンで書く場合、単価の安いものも販売されていますが、やはり純正のApple Pencilが最適です。ストレスなくスラスラ書いていくことができます。Apple Pencilは第1世代が11,880円(税込)、第2世代が15,950円(税込)となっており、どちらであっても子どものタブレット学習に支障はありませんし、効率良く勉強していくことができます。

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タブレットで勉強していく際の注意点

 

インターネットにアクセスできるタブレットは、調べ学習ができ、勉強の幅を大いに広げてくれます。ただし、誘惑も多いので、しっかりと親が管理する必要があります。勉強にまったく関係のないYouTubeをダラダラ見続けるようになってしまうと、逆効果です。「ルールを決めること」、「どのように利用しているのか定期的に確認すること」が重要になってきます。

これは学習専用タブレットにも当てはまることです。特に幼少期は親が毎日状況を確認し、頑張りを褒めてあげたり、使い方で誤っている部分があれば指摘して改善していく必要があります。そういったマナーも、学校で本格的なタブレットによる学習が始まる前に身につけておきたいところです。くれぐれもタブレットに子どもを任せて、放置しないよう注意してください。親しか知らないはずのパスワードも子どもは見つけ出して、制限を取り消してしまうことすらありますので、子どものタブレットの扱いには敏感になりましょう。

 

まとめ

 

タブレットを利用して勉強していくことを、これからの子どもたちは避けて通ることはできません。もちろん上手く利用していけば、積極的に興味を掘り下げていく質の高い勉強ができるようになります。まずは年齢に見合ったタブレットを使って、少々期から少しずつそういった環境に慣れていってください。






この記事を書いた人

大学で幼児教育・幼児心理を専攻。17年間進学塾講師を勤める。
空間把握能力と読解力を向上するメソッド導入などにも携わり、子供の教育プロセスをより良くする方法を学ぶ。子供の可能性は無限大であり、それをより教育に反映する手伝いができえばと、執筆活動に勤しむ。

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