最近、「STEAM教育」(スティーム教育)という言葉をよく耳にしませんか?
STEAM教育とは、つぎの5つの教育分野の頭文字をとったもので、次世代の教育理念として注目されています。
- Science:科学
- Technology:術樹
- Engineering:工学
- Art:芸術・教養
- Mathematics:数学
でも、なんとなく「子どもにとって、STEAM教育が大切」とわかっていても、具体的に何をすればいいのか、なかなかイメージがわきませんよね。
そこでおすすめしたいのが、STEAM教育最先端である、アメリカのサブスク型STEAM教材「Groovy Lab in a Box(グルービーラボインアボックス)」です。
この記事では、日本に上陸したばかりの人気STEAM教材「Groovy Lab in a Box」の特徴や口コミなどをお伝えしていきます。
STEAM教育はなぜ必要?
そもそもSTEAM教育は、なぜ今、そんなに重要視されているのでしょうか?
2015年に発表された野村総研とオックスフォード大学の共同研究の試算によると、日本の労働人口の約49%が、技術的には人工知能等で代替可能になるとのこと。
つまり、子どもたちにとってSTEAM教育は、これから確実にやってくるAI時代を生き抜くための重要なカギになるのです。
いち早くSTEAM教育(当時はSTEM教育)に着目したアメリカでは、2013年にオバマ大統領がSTEM教育を重要な国家戦略とし、年間約30億ドルの予算を投じています。
STEAM教育の目的
STEAM教育の目的は、子どもが自分で学び、理解する力を身につけることです。
STEAM教育は、ただ単に計算ドリルをしたり、プログラミングを学ぶというだでけではありません。もっと科学技術を身近なものとして、総合的な考え方や創造性を磨いていくことが、従来の理系教育との違いといえます。
STEAM教育のベストな方法は「実践」
STEAM教育のもっとも効果的な方法は、子どもが楽しく実践することです。
アメリカ国立訓練研究所による学習定着率の研究結果を見ても、だた受け身で習うよりも、実際に自分の手で試してみる方が、しっかり学習内容が頭に残ることがわかります。
学習定着率 | 学習方法 |
90% | 他の人に教える /すぐに使用する |
75% | 学んだことを実践する |
50% | グループディスカッションに参加する |
30% | デモンストレーションを見る |
20% | 視聴覚体験 |
10% | 読書をする |
5% | 講義を聞く |
「Groovy Lab in a Box」は、子どもが実践を通して、楽しみながらSTEAM教育を受けられることから、アメリカで高い評価を受けています。
アメリカの最先端STEAM教材「Groovy Lab in a Box」とは?
「Groovy Lab in a Box」は、科学者・エンジニアと同じアプローチでSTEAMの5分野が学べる、アメリカで人気のサブスク型のSTEAM学習キットです。
その実力は、2020年度Edison Award(エジソン賞)のファイナリストや、「USA TODAY 2021 サブスクキッズ教材部門」に選出されるほど。
2021年6月に、ついに日本でも販売が開始され、早くも話題になっています。
「Groovy Lab in a Box」の特徴
では、たくさんあるSTEAM教材の中で、なぜ「Groovy Lab in a Box」がそんなに人気なのでしょうか?
その秘密は、つぎの4つの特徴にあります。
- 科学者や教育者が設計・開発
- 動画レッスンで楽しくミッション遂行
- 実験に必要な材料はすべて箱の中
- 科学情報満載の会員限定サイト
「Groovy Lab in a Box」の特徴をひとつずつ説明していきますね。
1.科学者や教育者が設計・開発
「Groovy Lab in a Box」の特徴1つめは、科学者や教育者が教材の設計・開発を担当しているという点です。
そのため、本格的な最先端STEAM教材であると同時に、小学生低学年の子どもでもわくわくしながら、自分でミッションに挑めるような内容になっています。
2.動画レッスンで楽しくミッション遂行
「Groovy Lab in a Box」の特徴2つめは、マイク博士のSTEAMレッスン動画です。
毎回、ミッションの材料と一緒に送られてくるパスコードで動画レッスンにアクセスすると、マイク博士がわかりやすく実験内容を説明してくれます。
紙ベースの説明書も同封されていますが、とくに子どもの場合は、難しい説明を読むよりも、動画の方がインプットされやすいですよね。
「結局、親が全部作ってしまった…」という、実験キットにありがちな失敗も避けられます。
また、レッスン動画は英語と日本語の2ヶ国語対応なので、英語教育にも役立つというメリットも。
3.実験に必要な材料はすべて箱の中
「Groovy Lab in a Box」の特徴3つめは、実験に必要な材料がすべて箱の中に入っていることです。
箱を開けたら、すぐにアクティビティが始められるのは、材料を揃える手間が省けて、継続しやすいポイントでもあります。
4.科学情報満載の会員限定サイト
「Groovy Lab in a Box」の特徴3つめは、会員限定サイト「Beyond」で学びを深められることです。
会員限定サイトには、毎月のテーマに関連する科学情報や、関連する別の実験などの情報が満載なので、さらに学習を深めたいお子さんや、年齢が高めのお子さんも満足できるようになっています。(ただし、こちらは英語のみ。)
会員限定サイトのURLとパスワードは、入会後にメールで送られてきます。
Groovy Lab in a Box公式サイト:Groovy Lab in a Box
「Groovy Lab in a Box」の中身
「Groovy Lab in a Box」でどのような実験ができて、どのような材料が入っているのか、気にななる箱の中身を見てみましょう。
「Groovy Lab in a Box」のテーマの例には、つぎのようなものがあります。
- 電気はどうやってつくの?電球やブザーの謎
- 音のしくみと不思議!?楽器は振動している?
- 世界を動かす 力学を探ってみよう!
- 振動工学ってなに?ものづくりからワクワク発見!
それぞれ、ミッションに必要なすべての材料、ミッションのガイドブック、動画レッスンのパスコードが箱の中に入っています。
例えば、「音のしくみと不思議!?楽器は振動している?」のミッションでは、3種類の違った音が出る楽器を作ります。
「世界を動かす 力学を探ってみよう!」のミッションでは、傾斜面、求心力、科学を調査して、自分だけのジェットコースターを設計。
もちろん、どれも、材料は箱の中に入っているものだけでOKです!
STEAM教育は何歳から?「Groovy Lab in a Box」の対象年齢
公式サイトによると、STEAM教材「Groovy Lab in a Box」の対象年齢は6歳以上ですが、保護者様の助けがあれば、幼少時の子どもでも楽しめるとのこと。
口コミを見ると、2年生くらいの年齢になると、1人でもミッションをこなせる子どもがほとんどのようです。
ちなみに、STEAM教育自体は何歳からでも始めることができ、早ければ0歳からでも可能といわれています。
「Groovy Lab in a Box」の料金・解約方法
「Groovy Lab in a Box」の料金は、下記の通りです。
マンスリープラン | 月3,980円(税込) |
一括6ヶ月プラン | 月3,780円(税込) |
マンスリープランはいつでも解約可能ですが、停止希望の場合は次回発送日の10日前までに連絡をしましょう。一括プランは途中退会ができないので、ご注意ください。
解約方法は、手続締切日までに電話、メール、もしくはマイページで手続きができます。
ご希望に合わせて60日おきなどの調整も可能なので、それぞれのペースに合わせて、フレキシブルに利用できるのが嬉しいですね。
Groovy Lab in a Box公式サイト:Groovy Lab in a Box
「Groovy Lab in a Box」の口コミ
「Groovy Lab in a Box」は、まだ日本で発売されて間もないため、アメリカでの良い口コミ・悪い口コミを調べてみました。
Amazonでの評価は4.1/5.0、利用者の66%が5つ星評価をしていました。
良い口コミ
ほとんどの保護者が、必要な材料が1つの箱にまとめられていることや、様々な種類の実験セットを提供していること、子どもの創造性を活かせることに対して、高評価をしています。
小学校低・中学年のお子さん用に購入したという方が多く、子どもも楽しんでいるという声が多く見られました。
コロナ禍のホームスクール教材として、「Groovy Lab in a Box」を活用したという口コミもちらほら。
悪い口コミ
悪い口コミのほとんどが、材料が安っぽい、あるいは、実験が成功しないことがあるというものでした。
確かに、「Groovy Lab in a Box」の材料には、段ボール紙など、身近にあるものが多く使われており、特別な材料というわけではありません。
ただ、「身近にあるもので実験する」というのもコンセプトのひとつだと思うので、これを安っぽいととるかどうかは、意見が分かれるところではないでしょう。
また、実験が成功しないことがあるという口コミに関しては、「なぜ成功しなかったのか?」という原因を探ったり、別のアプローチでもう一度試してみるといった作業も、STEAM教育にとって大切なプロセスだと考えられます。
最後に
今回は、STEAM教育の重要性と、アメリカのSTEAM教材「Groovy Lab in a Box」についてお伝えしてきました。
日本の小学校でも、2020年にプログラミング授業の必修化がスタートしましたが、コロナ禍の影響や、ICT設備の遅れなどで、まだまだ本格的なSTEAM教育はできていないというのが現状です。
AI時代を生き抜く力を育むためにも、今から家庭でできるSTEAM教育を始めてみませんか?
Groovy Lab in a Boxのお申し込みは公式サイトからどうぞ→Groovy Lab in a Box