磁石でくっつく数学ブロック「マグフォーマー」をご存知ですか?
キドキドというプレイランドを運営しているボーネルンドから販売されており、ブロック遊びをしながら数学的思考を鍛えることができる知育玩具です。
以前からブロック玩具はマグフォーマーと考えていたので、生後8か月の我が子に購入しました。
対象年齢は3歳~なのでまだ早いかなと思いましたが、充分0歳児でも楽しめる知育玩具でした。
今回は実際に遊び、マグフォーマーの魅力をお伝えしたいと思います。
マグフォーマーが良い3つの理由
はじめに、ブロックおもちゃは数多く存在していますが、マグフォーマーを選んだ3つの理由をご紹介したいと思います。
口に入れても大丈夫。安心して遊べる設計
一つ一つのピースが大きいので、0歳児が遊んでも安心な大きさです。
さらに角が丸くなっているので、口に入れてもけがをすることはありません。
また、ピースの真ん中に穴が空いているので、簡単に手に取ることができます。
月齢の小さいころから「オーボール」が気に入っていた我が子ですが、「マグ・フォーマー」も形状が似ていたこともあり、すぐに手に取って眺めていました。
片付けが簡単!
このように30個のピース全て磁石でくっつけることができ、とてもコンパクト。
ピースは表裏、上下の決まりがないので、向きなど気にすることなくくっつけて収納することができます。
ブロックおもちゃというと、様々なサイズのブロックが家のいたるところにちらばって中々片付けが大変だったり、踏んで痛い思いをしたなんて方も多いのではないでしょうか。
片付けしやすいおもちゃはママにとってもうれしい魅力の一つです。磁力でまとまり続けてくれるので、紛失の心配もありません。
年齢問わず遊び続けれられる
磁石の力が強いので0歳児でも簡単にピースをくっつけることができます。
強いといっても、手を挟まないくらいのちょうど良い強度です。
さらに正方形や三角形のピースだけではなく、台形や湾曲したピースなども販売されています。成長に合わせて、追加で購入することができるので、大きくなっても遊ぶことができます。
ピースの数が増えていけば、作れる形の幅も広がるので、何歳になっても楽しむことができますよ。
実は対象年齢は3歳~99歳とされているくらいなので、大人のほうが夢中になってしまうかもしれませんね。
実際にマグフォーマーで遊んでみた
今回はベーシックセット30ピースの正方形と三角形のみのピースを購入しました。
このように、平面図から簡単に立体の図形を作ることができます。
くっつける長さがすべて統一されているので、非常に立体を作りやすいです。
算数に強い子どもに育つ
平面図から立体をイメージしてつくったり、一方では立体をくずして平面図を知ることができ、数学的思考力の向上につながります。
また、他のブロックと違い、ピースをはめる動作がないので、直感的につなげられることもポイントです。
立体図形は、小さい頃から空間認識能力を鍛えていないと、イメージすることが難しいとされています。
小さいころからイメージすることに慣れ親しんでいると、考える力が鍛えられ、将来受験などにも役立つのではないでしょうか。
色彩が豊か
裏表異なる色が使われていることでカラフルな色合いになり、視覚を刺激し、豊かな感受性を育んでくれます。はっきりした色づかいも目で見て認識がしやすく、0歳児の初期段階の認識を形成していく上でも、おもちゃとしておすすめポイントの一つです。
つくった立体を持ち運びできる
作ったものを持ち上げて遊ぶことができるのも、他のブロックにはない魅力です。磁力は、簡単に剥がれるものではないので、しっかりとくっついており、持ち運びも難なくこなせます。
もちろん0歳児の我が子は立体を作ることはできないので、作ったものをわたしてあげると持ち上げ、楽しそうにこわして、ピースをくつっけたり離したりして遊んでいました。角が丸いので、立体を壊す動作も危なげなく行えます。こわすのも楽しい遊びの一つになりますね。
立体を作る以外にこんな遊び方も!
壁や冷蔵庫にくっつけて遊ぶ
磁石になっているので、家電にくっつけて遊ぶことができます。
立体を作ることのできない年齢のお子さんは、ブロックをとったり、貼ったりするだけでも楽しめるのではないでしょうか。
まだ立つことのできない我が子は、ミルク缶にくっつけたものを手に取って遊んでいます。
きちんと認識をするには早いとしても、磁力を持つものが何にくっつくのかなど、理科の実験に似た遊びができるのも魅力ですね。
小学校1年~3年生の算数の道具として活用
足し算や引き算をはじめ、図形の理解に遊びながら使うことができます。
例えば、上の写真の正方形を平面図へ展開すると数通りの作り方がありますよね。
テストの時に、紙面上で想像するのが苦手な子はとても苦労する、こういった図形問題も、実際に手元で試してみることによって、より理解が深まっていくと思います。
頭で想像するのは中々難しいですが、マグフォーマーを使えば勉強の時間も楽しくなるのではないでしょうか。
アイディア次第で様々なゲームに
キドキドというプレイランドでは、壁に絵を貼り、その絵をめがけてマグフォーマーをくっつけて遊ぶイベント行っていました。
他にも、同じ色をあつめるゲームやピースを積み上げて高さを競うゲーム等が開催されています。
おうちでも、マグフォーマーを使ったゲームを親子一緒に考えるのも楽しそうですね。
工夫次第では、いく通りの遊び道具に変化し、親子で考える楽しさを見出すきっかけにもつながっていくのは嬉しいですね。
まとめ
いくつになっても遊べて、楽しみながら数学的思考を身につけることができるマグフォーマーは買って損はない知育玩具だと思います。他のおもちゃに対して、やや高めの値段設定ではありますが、それに見合ったパフォーマンスを提供してくれるはずです。
成長に合わせておもちゃもどんどんも増え、片付けも毎日のこととなると中々ストレスになってきますが、このブロックは簡単に楽しく片付けることができるので、我が家でもとても助かっています。
ぜひ、この機会に親子一緒に夢中になってマグフォーマーで遊んでみてはいかがでしょうか。