いつから絵本の読み聞かせを始めればいいの?
そんな疑問を持つママも多くいるのではないでしょうか。
言葉もわからない赤ちゃんに絵本の読み聞かせをしても意味があるの?
周りからもまだ早いんじゃない?と言われつつ、
我が家では、生後1か月で絵本の読み聞かせをスタートしました。
今回は、絵本の読み聞かせの大切さや選び方、
初めての絵本として購入し、中でも我が子の反応が良かった3冊をご紹介します。
読み聞かせの効果とは?
本の読み聞かせはなぜ大切なのでしょうか?
小さい頃から沢山の本と触れ合うことで、
脳や心の発達を促し、感情の豊かな子供に育つと言われています。
さらに、語彙力の向上や色々な想像を膨らませることにより、自身で考える力が養われるそうです。
では、0歳児の赤ちゃんに効果はあるのでしょうか?
もちろん赤ちゃんは絵本の内容を理解することはできません。
しかし、読み聞かせを通してママの声を沢山聞かせてあげることでき、安心感を得られます。
赤ちゃんはお腹の中にいる頃からずっと聞いているママの声が大好きです。
絵本を読んで時間を共有することで、親子の絆を深めることができるのではないでしょうか。
私も常に赤ちゃんへ話しかけることは心掛けていましたが、一方通行ではないかと不安でした。
そんな時、絵本を使ってリズム感のある言葉を楽しそうに伝えるとお互い笑顔になり、言葉が通じなくても会話ができているような気持ちになりました。
今では、早い時期から読み聞かせを始めて良かったと実感しています。
さて、0歳児にとってどんな絵本を選んであげると良いのでしょうか。
ファーストブックの選び方
本屋さんに足を運ぶと沢山の魅力的な絵本があり迷ってしまいますが、年齢に合わせて本を選ぶようにしましょう。
今回は、0歳児を対象とした絵本の選び方3つのポイントをお伝えします。
2.顔が多く描かれている
3.リズム感があり、音が楽しめる
1.はっきりとした色使い
生まれて間もない赤ちゃんの視力は0.01程ですが、「黒色」「白色」は識別できるそうです。
そのため、モノトーンを使用している絵本は、早い時期から見えやすく視覚や脳を刺激してくれます。
生後1~2か月にかけて徐々に物や色を認識できるようになっていき、生後3~5か月頃になっても0.04~0.08程度で、まだぼやけている状態。
そんな中、最初に「赤色」を認識できるようになります。
その後は原色から段々認識していくため、赤色が多く使われていたり、カラフルな絵本を選ぶと
赤ちゃんの好奇心を刺激することができます。
2.顔が多く描かれいている
赤ちゃんは身近な人や動物の顔が大好きです。
中でも〇△□といったシンプルな図形で描かれていて、左右対称の顔の方が、より強い刺激を受けるようです。
3.リズム感があり、音が楽しめる
絵本=ストーリーがあるものと思いがちですが、赤ちゃんには「オノマトペ」と呼ばれる
擬音語や擬態語が多く使われていて、音の響きそのものを楽しめるような本がおすすめです。
ここまで選び方のポイントをお伝えしましたが、実際読み聞かせをして、我が子の反応が良かった本をご紹介します。
0歳児が喜んでくれた絵本3冊
しましまぐるぐる
生後1か月頃に初めて購入した一冊。
赤ちゃんの認識できる黒色、白色、赤色をベースに、とにかくしましまぐるぐるが繰り返されます。
大人からするとそれだけ?と思うような単純な内容ですが、1か月の我が子はじーと見つめ、絵本に釘付けでした。
月齢の小さい頃は焦点が合いやすいよう、20センチ程の位置で見せてあげることを意識しました。
がおー
生後3か月頃に購入しましたが見せた瞬間から興味津々で、0歳後半になっても大好きな絵本です。
別の本と一緒に置いていても、自身で「がおー」に手を伸ばすほど。
コントラストの強い色使いな上、図形をモチーフにした動物が描かれているので好奇心を刺激されるのではないでしょうか。
じゃあじゃあびりびり
ファーストブックとして多く紹介されているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
正直、少しレトロな印象がありピンとこなかったため、図書館で借りて我が子の様子を見ました。
すると、水道の流れる音や車の音等、身近な擬音語がシンプルな色使いと絵で描かれているので、じーと見つめていました。
やはりベストセラーだけあって、赤ちゃんの興味を引く工夫がされているんですね。
持ち歩きにも、赤ちゃんが持つにも程よいサイズでおすすめです。
ご紹介した3冊とも厚紙を使用しているので破れず、舐めたり噛んだりしても丈夫な点もポイントです。
まとめ
おすすめの絵本や選び方をご紹介しました。
お子さんのファーストブック選びの参考になればうれしいです。
有名な本でも全然興味を示さないなんてこともあったので、購入前に図書館で借りて様子をみるのも良いかもしれませんよ。
初めての育児に手探りな中、赤ちゃんの知育について考えることは大変なことかと思います。
まずは、赤ちゃんとのコミュニケーションの時間を楽しむことを目的に、絵本の読み聞かせを始めてみてはいかがでしょうか。