使いたい日だけ無駄なく使える、ドコモの国際ローミングサービス「海外1dayパケ」が一部値下げ

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ドコモは国際ローミングサービス海外1dayの料金を一部の国と地域で値下げすると発表しました。

既に新料金は10日から適用されています。値下げの対象になるのは以下の地域。

docomo 1day

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海外でNTTドコモのスマホ・携帯をご利用いただくためのサービス、WORLD WING(ワールドウィング)。サービスのご紹介や提供エリア、実際に海外で使うための設定等。ドコモなら海外でも電話やSMS、ネ...

1580円→980円

米国本土、ハワイ、アラスカ、プエルトリコ、米領バージン諸島、フィリピン

1580円→1280円

スイス、アイルランド、ルクセンブルク、リヒテンシュタイン

ドコモは海外1dayの料金を980円、1280円、1580円の3種類用意していますが、今回の値下げで1580円の地域が減り全体的に価格が抑えられました。

 

国際ローミングサービスとは

ここまで当たり前のように国際ローミングサービスと言ってきましたが、耳慣れない方も多いと思います。

例えばドコモで回線を契約している場合、ドコモの提供エリア外に出てしまうとサービスを受けられません。ドコモのアンテナがない場所ではドコモの電波が使えないからです。

しかし、提携会社のシステムを利用することにより、本来であればエリア外の場所でも普段と同じようにサービスを受けることができます。

国際ローミングサービスとは、これを国を跨いで行うものです。

アメリカであればアメリカの、スイスであればスイスの会社とドコモが提携し、現地の回線業者が提供するエリア内なら日本にいるときと同じ感覚でLTEが使えるようになります

 

海外パケ・ホーダイと海外1dayの違い

ドコモには海外1day以前から海外パケ・ホーダイという国際ローミングサービスがありました。

両者の違いは定められたデータ量を使い切った後の対応と、サービス利用時間の数え方です。

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海外パケ・ホーダイ

海外パケ・ホーダイは二段階定額を採用しています。

使い始めから20MB利用までは1日最大1980円、20MBを超え100MBまでは1日2980円で利用できます。

100MBを超えるとLTE接続は断たれますが、引き続き3G回線が利用可能です。

日数や時間の考え方は日本時間が適用されます。

海外1day

事前の申し込みを必要としますが24時間、30MBまで低額でLTE回線を利用できます。

料金は滞在する国と地域によって異なり、利用中に移動した場合は最も回線利用料が高い場所の値段が適用されます。

24時間以内に30MBを超過した場合は通信速度が送受信とも最大16kbpsに制限されます。

日本時間に関わらず、実際に利用したところから24時間を一区切りとします。

 

サービスの利用開始と終了を日本時間で考える海外パケ・ホーダイでは、現地との時差を考慮しないと少ししか使ってないのに、2日に跨がって利用したことになってしまいます。

海外1dayは利用を開始した時点からカウントダウンが始まり、24時間経つと自動的に接続が切れます。延長したい場合は再度申請することも可能です。

時差に関わらず利用した時間だけ課金されるので分かりやすい料金体系と言えます。

最近はアジア出張も日帰りが増えています。朝行って夜には帰ってくるのに海外パケ・ホーダイは持て余すといった場合、海外1dayで使いたい分だけ契約するほうが用途に合ってるかもしれません。

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