実質648円で買えるドコモ初のオリジナルスマホ『MONO MO-01J』はお得なのか?
節約傾向にある日本。
『格安スマホ』と呼ばれるスマートフォンの人気が高まっている中、シェアの拡大と維持を図るドコモから発売された『MONO MO-01J』が注目を集めています。
(出典https://www.nttdocomo.co.jp/charge/simulation/index.html)
MONO MO-01Jはドコモ初となるオリジナルスマホでZET製。
1年間の契約で、毎月の割引を受けることが出来る『サポート割引』が適用されると、
なんと実質648円で購入することが可能です。
気になるMONO MO-01Jのスペックは
・カメラ有効画素数約1330万画素
・ディスプレイサイズ約4.7インチ
・バッテリー容量2440mAh
・OS Android™ 6.0
・CPUオクタコアの8コア
・メモリ 2GB
・内部ストレージ 16GB
・外部ストレージ microSDカードの搭載が可能
チープさを微塵も感じられないシンプルなデザインでカラー展開はホワイトとブラックの2種類。
本体の背面素材にはガラスが使われていて高級感も感じられます。
また、防水仕様、人間の耳では聴こえない高音までの帯域を再生できる『ハイレゾオーディオ』に対応しており、機能面でも充実しています。
さらにドコモオリジナルという事もあり安心感もあり、とても魅力的なMONO MO-01J。
しかし、実際にシミュレーションをしてみると意外な事実が判明しました。
『一括648円』と割安感を打ち出していますが他の機種と比べて毎月の支払料金が安くなるかと思いきやそうでもないのです。
実際にかかる料金をシミュレーションして比較しました。
新規契約・カケホーダイプラン(2年間の定期契約あり)・データSパック(小容量)2GBを条件で
MONO MO-01Jと人気機種の『iPhane6』を検証。
(出典https://www.nttdocomo.co.jp/charge/simulation/index.html)
MONO MO-01は7020円/月(税抜き)
「あれ?意外に高いな…」と思った人も多いのではないでしょうか?
月7,000円は安くはないですよね。
しかもこちらのシミュレーションページには、税抜き価格が表示されているので、消費税を上のせすると実際には7,581円です。
一方、iPhane6はどうでしょうか。
同じ条件でシミュレーションすると7,688円/月(税込み)
(出典https://www.nttdocomo.co.jp/charge/simulation/index.html)
その差なんとたった『107円』。
それではiPhoneの最新機種である『iPhone7』だったらもっと料金に差が出てくるのでしょうか?
iPhone7を同じ条件で調べてみましょう。
8,100円/月(税込)という結果がでました。
(出典https://www.nttdocomo.co.jp/charge/simulation/index.html)
iPhone7でも519円しか変わらない計算になります。
「100円でもいいから安くしたい!」
という人には価値を見出せるのかもしれませんが正直微妙なところですね。
携帯料金を節約したい人は格安データsimを使った方が断然お得です。
端末代金を安くしている代わりに、通信費で採算をとる形ということでしょう。
あわせて読みたい記事⬇