さいきん発売されているAndroidのカタログを見ると、だいたい「NFC対応」って書いてあります。NFC? なにそれ? 難しいんでしょ? いえいえ、そんなことはありません! 今すぐ誰でも使えるものなんです。
実は誰でも買えるNFC
NFCは、かんたんに言うとSuicaをもっと進化させていろいろ使えるようにしたICチップです。「そんなの、手に入れるのたいへんなんじゃないのー?」と思われるかもしれませんが、だいじょうぶ。実は電気屋さんで買うこともできます。
NFCチップ、またはNFCタグと呼ばれる商品は、いろいろなメーカーから出ていますが、サムスンが販売しているNFC「TecTile」はこんなものです。店頭か、またはAmazonで購入しましょう。
NFCをスキャンするだけでめんどうな設定を変える方法
NFC対応のAndroidは、このNFCをピッと読み取ると中のデータに応じて自動的にいろいろなことをしてくれます。いちばんかんたんな例だと、Suicaの残額を読み取れます(Suicaを読むアプリが必要)。
いろいろな使い道がありますが、オススメなのが「Trigger」と組み合わせて使うこと!
Triggerは、NFCを読み取ったとき、スマホの設定を自由に変更することができるツールです。
たとえば自宅の玄関にNFCを貼っておきます。
Triggerで、そのNFCを読んだら「マナーモードにして、WiFiオフ、GPSオン、Ingressを起動」するように設定しておくと、わざわざ操作をしなくても出がけにピッするだけで、あなたもすばやくIngressの戦士に早変わり!
会社の机では、逆にGPSをオフ・Ingressを終了させるNFCを貼っておけば、ピッするだけで、こんどは企業戦士に変身です。
…なお、くれぐれも設定を逆にしないようにしてください。