こんにちはー。今日からは、マネー管理に役立つアプリを紹介していきたいと思います。
住宅や車など高額商品のローン返済シミュレーションから、確定申告モノ、レシート撮影家計簿まで。
貯蓄への第一歩は、支出の把握。自分が月にどれくらい使うか、あるいは将来どれだけお金がかかるかを認識しておかなければ、出費は無尽蔵に出てしまいがちです。
まず今日は、住宅など高額商品を買う前に使いたい、ローンシミュレーションアプリをご紹介します。
■車などの高額商品のローン試算に
「ローンヘルパー Lite」(無料)
このアプリでできることは、以下の通り。
・ローン返済を3つの計算種類(元利均等・元金均等・アドオン)からシミュレート
・毎月の返済額から借入額や金利、期間の近似値を逆算
・簡易電卓がついていて、そこで出した数字をメイン画面にコピー&ペーストできる
使い方は簡単。
アプリ起動後、一番上の「対象 返済額を求める」部分をタップし、「返済額を求める」「借入額を求める」「金利を求める」「期間を求める」の中から目的に応じたものをタップします。
次に、種類の枠をタップして、「元利均等」「元利均等(初回)」「アドオン」を選択します。
では、500万円の車を買うとして返済額を計算してみましょう。
借入欄に「500」万と入力し、返済期間は「10年」にしてみよう。
いざ計算!
わお! 月の返済は¥47,078。これは家計を圧迫しますな。
総利息が約65万円というのも身の丈に合わないし、予算をドンと下げて300万円の車にしますか。
と、無茶な買い物を予防してくれる効果があるわけですね。
お次は、より高額な買い物に。
■住宅ローンのシミュレーションに使える
「SUUMO 住宅ローンシミュレータ」(無料)
このアプリでは、次の診断ができます。
・買える価格(今の年収から診断)
・買える価格(今の家賃から診断)
・毎月の返済額(家の価格から診断)
まず、今の年収から買える住宅はおいくら万円か、診断してもらいましょう!
年齢、年収、頭金、返済期間、金利、希望エリアを順番に入力していきます。
設定1:年収400万円
30歳、用意できる頭金は300万円、返済期間は15年、金利は3%、エリアは東京。
これでどうだ! (※無謀なのは承知のうえ)
現実:無理なく買える額は1,410万円。購入可能な最大額は2,930万円也。
えーん、もっと稼がなきゃ!
頭金も貯めないと!
続いて、家の価格ありきで診断してみます。
例えば、5,000万円の物件が欲しいなーと思ったら、毎月いくらの返済額が必要か?
設定2:希望物件購入額3,000万円
35歳、年収450万円、用意できる頭金は500万円、返済期間は15年、金利は3%、エリアは東京。
どうだ!
ガーン。
「年収などから判断すると、希望の金額の家を買うのは厳しいようです」。
もっと稼がなきゃ…。
貯めなきゃ……。
これ、いいっすね。労働意欲と貯蓄意欲を上げてくれます。
やはり数値目標があったほうがモチベーションが上がりますね。
次回は、節約に欠かせない、家計簿アプリのご紹介です。