夏休みの宿題は最後にまとめて片付ける派、くじらです。
スマートフォンのウェブブラウザは何を使っていますか。iPhoneならsafari、Androidならデフォルトブラウザが多いのではないでしょうか。
ストアを見るとブラウザだけでもいろいろなアプリが登録されてますね。その中から今回はFirefoxを取り上げてみたいと思います。
■モバイル板でも使える豊富なアドオン
Firefoxはアドオン入れることで自分好みに機能を増やすことが出来ます。Google Chromeで言うところの拡張機能です。
モバイルでのアドオン追加方法は以下の通り。
右上にあるマークからアドオンの公開ページに飛ぶことが出来ます。
どんなアドオンあるかと言うと。
ブラウジング中に出てきて画面の1部を占拠し、ずっとついて来るオーバーレイ広告は邪魔ですね。
このアドオンは広告をブロックして表示しないようにします。
インターネットは至るところで私たちの行動を解析しようとします。
それはターゲット広告に利用されたり、サービス向上の名の下でサイト運営の資料に使われたりします。
Ghostryはそうしたトラッキング行為をブロックします。
AndroidにはFirefoxのアドオンとして、iOSには単体で提供されています。
他にも沢山ありますがFirefoxのアドオン資産は膨大なため、ここですべてを紹介することはできません。興味が出たら「こんな機能が欲しいな」と思う単語で検索してみてください。
■「about;config」でシステムの深部までカスタマイズ
Firefoxはロケーションバー(ページのタイトルやURLが表示されるところ)に「about;config」と打ち込むことで通常のメニューではカスタマイズ出来ない領域まで自分好みに改造できます。
ここからFirefoxをカスタマイズしていきます。
例えばタッチ画面の当たり判定を自分の好きな数値に変えることが出来ます。
タッチパネル使っててリンクが密集してるところで狙ったリンクが開けない、誤クリックしてしまうことが多い場合に役立ちます。
上下左右それぞれどのくらい離れた位置のリンクまで開けるようにするかが選べます。
アドオンの紹介で資産が膨大と書きました。「about;config」もそれに負けず劣らず設定項目が多岐にわたっており、とてもすべて書き出すことはできません。
インターネットには項目をまとめ公開してくれているページがいくつかあるのでそれらを見ながら1個ずつ試してみてください。
About:config entries – MozillaZine Knowledge Base
about:config – Firefox – index
カスタマイズや改造といった言葉が好きな人にとってはFirefox面白いブラウザだと思います。
■スマホで閲覧中のタブをパソコンに送れる
デスクトップとスマートフォン両方に提供されているブラウザでは端末間で履歴や保存したパスワードを同期することが可能です。
Firefoxにも当然その機能はありますが、それに足してタブをデバイスに送信することもできます。
ここで送信されたタブは送り先の端末でFirefoxを起動させると自動で同期がスタートし開かれます。
この機能はFirefoxがインストールされていれば他のブラウザからでも呼び出し可能です。
パソコンでFirefox使ってるからスマホにも入れてみたけど、いまいち使いづらい。他のブラウザ使いたいけど端末間の同期機能は捨て難い場合。
Firefoxはサブブラウザとして取りあえず入れておいて、メインで使う本命のブラウザは他に使い勝手のいいものを用意します。
そちらからでもタブを送信機能は使えるのでPocketのような「あとで読む」サービス利用しなくとも閲覧しているページの同期が可能です。
使い込めば使い込むほど自分の使い方に馴染んで味の出てくるブラウザです。慣れてきたら自分で新しいアドオンや設定を探してみるのも楽しいですよ。