7月から円安や原材料の高騰で、小麦粉から食用油、ハム、ティッシュと、どんどん値上げしていきましたねー。
困るのは、例えばハムやティッシュなどの一部メーカーでは、価格はそのままで内容量を減らしていること。一見、値上げされていることに気づかないんですよね。
トイレットペーパーやティッシュ箱は、以前の内容量を記憶していれば別ですが、普通は「なんとなく薄くなったかも?」という感覚でストップし、実際いくら高くなったのかが証明しづらいところ。
そこで今回は、各商品の「底値」を記録しておけるアプリをご紹介。
賢い主婦はずっと前から「底値帳」なるものに、商品と内容量と価格を記録しているとか。
そうすれば、ティッシュが隠れ値上げしても「価格は特価品になっているけれど、内容量が減っているから、言うほど安くない」とか「あのスーパーの方が安い」として、「特価」の文字に踊らされることはありません。
で、その底値帳。いろんなところからアプリが出ていて、どれを使うか迷うところ。
まず、トイレットペーパーに特化したアプリから使ってみました。
■トイレットペーパー1m当たり計算機|トイレ紙安売りチェック(無料)
使い方は簡単。価格を入力し、何メートル×何ロール、ダブルかシングルかを選択して計算ボタンを押すだけ。
自動的に、過去に登録した商品と比べて最安値かどうか比較してくれます。
最安値だった場合↓
過去に登録した商品より高かった場合↓ 最安値よりいくら高かったか表示してくれます。
他にも、こんなアプリがありました。
■「単価計算機|最安値チェック|節約生活便利アプリで賢いお買い物」(無料)
白米、お肉、スパゲティ、洗剤などを、価格と内容量を打ち込むと過去に登録した商品と比べて安いかどうかを判別してくれます。
もっと便利なのは、どこのスーパーで何がいくらだった、店別に記録できるアプリ。
■「買い物比較メモ」(無料)
種別に登録できるようになっています。
豚のこま切れ肉を登録するときは食品から。
同じ豚のこま切れを、店ごとにどんどん登録していき、比較ボタンを押せば、どこの店より、1グラムあたりりいくら高いか(安いか)が分かります。
* * *
他にも、以前は夕方に行くと「20%引き」になっていたお刺身パックが同じ時間帯に行くと「150円引き」になっていたり、実際安いのかどうか判かりにくい表示が増えたような気がします。
ことお刺身は元値が高いから、例えば800円のパックなら「150円引き」より20%引き(160円引き)のほうが安いのに、つい「150円引き」に惑わされて手を伸ばしてしまいそうになります…。
値引き後の価格も登録しておきたいですが、でもそうしたらキリがないのかなあ。
もう祈るしかないですね。
あー、値上げラッシュがこれ以上続きませんように!(切実)