AIの目覚ましい進化によって、今ある仕事の半分はなくなるといいます。未来を生きる子どもたちのことを思って不安を抱く保護者も多いでしょう。
未知なる状況での判断力や、新しいことを受け入れる柔軟性、コミュニケーション能力・・・。これからの時代を生きる子どもたちの目の前には、学ぶことで溢れています。
そこで今注目されているのが、読書の力です。
読書は子どもたちの視野を広げ、自ら学ぶ力を育みます。
例えば小学校で必修化されたプログラミングや英語も、体系的に理解するには、本を読んで主体的に学んでいく必要があります。
では、将来的にも必要な「読書の習慣」を身につけるには、どうしたらよいのでしょうか・・・?
YouTubeなど娯楽に溢れた現代で、子どもに本を読んでもうことは難しいのでは・・・?
こちらの記事では、子どもの読書習慣をサポートしてくれる新しい習い事「ヨンデミーオンライン」について詳しく解説します。
読書量は年齢とともに低下する
「子どもたちには本を読んでほしい」
「読書好きに育ってほしい」
多くの保護者はそう感じているでしょう。
しかし、中学生になると読書量はぐっと減り、さらに高校生以上になると、ほとんど本を読まなくなることはご存知でしょうか?
平成25年度文化庁「国語に関する調査」
視力に問題が出てくる60-70歳代は別として、平成20年度以降は16歳以上のあらゆる年代で40%前後の人が1か月に1冊も本を読んでいないことがわかります。
次に小・中・高校生別の読書冊数を見てみましょう。
全国学校図書館協議会・毎日新聞社「第62回学校読書調査」(平成28年)
年度によって若干の違いはありますが、平成24年以降、小学生は毎月平均10冊の本を読んでいます。それに対して中学生は約4冊、高校生になると約1.5冊と激減しています。
なぜ高校生になるとこれほどまでに読書量が減ってしまうのでしょうか?
読書習慣は中学までに確立する
高校生が本を読まなくなる理由について、文科省はさらに深く理由を調査しています。
「子供の読書活動に関する現状と論点」より|文部科学省
この調査からわかるのは、中学までの読書習慣の重要性です。中学までに読書習慣がある子は、部活などが忙しく、本を読む時間がなくても、本を読むことは好きだと答えています。そのため何かきっかけがあれば、再び本に向かうでしょう。
反面、中学までに読書習慣を身につけていない高校生は、本自体が好きでなく、他に理由がなくても本を読まないことがわかります。今後、彼らが読書に親しむためには、大きな動機付けが必要となりそうです。
子どもに読書習慣をつけるには?
小さな子どもは絵本が大好きです。保護者に読んでもらうのも、幼稚園や図書館のお話し会でも、夢中になって耳を傾けています。
しかし、小学校に入り学年が進むにつれて、進んで本を読む子と読まない子が徐々に分かれてきます。
進んで本を読む子は、どんどん自分の好きな分野の本を探して見つけて読み進みます。しかし、「どれがおもしろい本かわからない」「何を読んだらいいのかわからない」と、本に対して消極的な子どももいます。そんな子がたまたま手に取った本がおもしろくなかったり、先生や保護者に薦められた本がむずかしかったりすれば、気持ちはますます本から離れてしまいます。
子どもの本は、おもしろいと同時に、その子の成長段階にぴったり合ったものであることが重要です。子どもの語彙力や読解力は、1人ひとり異なります。むずかしい言葉でも、自分なりに筋道をつけて読み進む子もいれば、読めない漢字がひとつあるだけで、本を投げ出してしまう子もいます。大人の眼からすれば「名作」であっても、子どもの成長段階に合致していなければ、「退屈」で「むずかしい」「つまらない」ものでしかありません。
本に対して消極的な子どもや、本がおもしろくないと感じている子どもが読書習慣を身につけるためには、子どもの状態を良く知る側からの働きかけが必要です。
「ヨンデミーオンライン」は子どもの「読書したい」気持ちを呼び起こす
- 小学校のうちに読書習慣を身につけさせたい
- 小さなころはあんなに絵本が好きだったのに、小学校に入ってから読書から遠ざかってしまった
- 子どもの好みや成長段階に合った本を読ませてあげたい
このようなことをお考えであれば、「ヨンデミーオンライン」の利用をお勧めします。
「ヨンデミーオンライン」には、以下のようなメリットがあります。
- その子にピッタリな本を選書してもらえる
- 読了するとバッジがもらえ、読書記録とひと言感想が記録される
- コミュニティに参加できる
それぞれのメリットをくわしく見てみましょう。
メリット1:その子にピッタリな本を選書してもらえる
「ヨンデミーオンライン」に参加すると、すぐに「おすすめの本」を紹介してもらえます。この「おすすめ」は、これまでの読書履歴やいくつかの質問に沿った、子ども1人ひとりの「好み」や「読む力」に合わせた本です。
子どもが読書習慣を身につける上で、次に読むべき適切な本を紹介してもらえることは大きな助けになります。
動画サイトで動画を見たり、音楽を聴いたりしていると、「おすすめ動画」が出てきます。そのおすすめに従って、次々に動画を視聴したことのある人は多いでしょう。そのおすすめのおかげで、今まで知らなかったアーティストに出会った経験もあるかもしれません。
読書でもそれと同じで、好みに合っていてかつ自分の世界を広げてくれるような1冊と出会うためには、その道の専門家に「選書」してもらうことが一番です。
ヨンデミーオンラインでは「AI司書ヨンデミー先生」がお子さんのこれまでの読書傾向・語彙力等を元に、その子にとって「夢中になれる1冊」を選書してくれます。
なぜその書籍がおすすめなのか、理由まで教えてくれる点も重要なポイントです!
メリット2:読了するとバッジがもらえる
紹介してもらった本を読み、簡単な感想をオンラインチャットで送るとヨンデミー先生と対話ができます。ヨンデミー先生からAIとは思えない程のきめ細かなフィードバックが得られるので、今後のモチベーションUPにもつながります。
さらに、本を読了したことでバッジがもらえます。バッジとともに、読んだ本の文字数が記録されます。
この読書記録は、振り返った時の大きな達成感につながります。読書した文字数を数値化し、視覚化する経験は、他ではなかなか得られない貴重なものです。
メリット3:コミュニティに参加できる
学校や地域にもよりますが、小学校中学年ぐらいから、読書する子は少数派になり、身近な友達と本の話題を共有しにくくなる傾向があります。しかし、「ヨンデミーオンライン」のコミュニティに参加すれば、全国の小学生と知り合うことも可能です。学校で本の話ができる友達が少なくても、このコミュニティを通じて感想を言い合ったり、おもしろかった本の情報交換をしたりできます。
「ヨンデミーオンライン」は、ちょうどピアノやスイミング、英会話のレッスンと同様に、定期的に読書する機会を与えてくれ、先へ進む手助けをしてくれ、学外の友達もできる、まさにオンラインでの「習い事」といえるでしょう。
「ヨンデミーオンライン」に入会するには
「ヨンデミーオンライン」の始め方はとても簡単です。
ヨンデミーオンライン公式サイトから「お試し受講」をクリックし、メールアドレスや氏名を入力して「保護者登録」と「お子さん登録」を行います。
さらにいくつかのアンケートに答えてから、子どもの名前とIDを入力してアカウントを作成します。
子どものアカウントができたら、子ども自身に質問に答えてもらいましょう。
「本が好きかどうか」や、好きな本のジャンル、好きな本のタイトルなどの質問に答えます。この質問を元に最初の「おすすめ」が紹介されるので、じっくり考えさせてあげてください。
その後、メールで第1回の「おすすめ」の本が5冊紹介されたメールが届きます。
メールにはこのように、なぜその本が選ばれたかが説明してあります。※ヨンデミーレベル(YL)とはヨンデミーオンラインが独自開発した本のレベルです。
回数を重ね、AIがその子の好みや傾向を知ることで、より「おすすめ」の精度は上がっていくでしょう。
この他、本の紹介動画やヨンデミー先生との対話形式のミニレッスンも用意されており、子どもが楽しめるコンテンツが充実しています。
「ヨンデミーオンライン」のレッスン料は月額2,980円。
30日間無料で体験することができるので、実際にお子さんに触れさせてあげてはいかがでしょうか。
「読書習慣」は一生の宝物
小学生の間に身につけた読書習慣は、仮に受験期などで途中、本から離れる期間があったとしても、その人を一生支えてくれます。
仕事で何か新しい知識が必要になった場合でも、ネットで手軽に得られる情報で事足りるばかりではありません。体系的に知識を身につけたいときは、本が最も便利なのです。
知識だけではありません。将来について考えるようになった時、2つの進路の間で迷った時、読書習慣を持つ人は、自然と本に手が伸びるはずです。本を通じて新しい見方・考え方を知ることで問題が解決できたり、悩みが解消できたりするかもしれません。文字通り、読書習慣は一生、消えることのない宝物なのです。
子どもに小学生の間に読書習慣を身につけさせたいとお考えの方は、「ヨンデミーオンライン」をご検討ください。