前回、アンドロイドのSMSや通話履歴などをクラウドにアップロードしてみました。
さて、アップロードしたファイルは問題なく開けるでしょうか?
実は過去にも似たようなアプリをダウンロードしたものの、ファイル形式がレア過ぎて開けなかった経験があるのです。
「JSバックアップ」アプリで保存したファイルは、どうかメジャーなファイル形式でありますように!
さあ、開いてみますよー。
●アップロードしたファイルをパソコンから開く
使用頻度が高そうなパソコンから、ファイルを開いてみます。
ドロップボックスを開くと…ちゃんとできてますね! 「jsbackup」のファイルが。
Zipファイル形式でアップロードされているので、まずは解凍を。解凍の時に、あらかじめかけておいたロックの解除を行います。
追加でバックアップした通話履歴とSMSのファイルを開きます。
「date」「summary」の2種類ありますが、後者のほうがシンプルで見やすい記録でした。
エクセル形式で保存されている模様。ファイル形式の名称は、Microsoft Office Excel CSV ファイル。
・通話履歴
「callog_summary.csv」という名前で保存されていました。
通話の日時、名前、相手の電話番号がきちんと記録されています。電話番号は、「番号」列にカーソルを合わせると、上に表示されます。
ちなみに、「通話区分」の1,2,3という番号と、「通話履歴」の数字は何を示すのか?発着信履歴と照らし合わせて解読してみました。
通話区分
1=着信
2=発信
3=不在着信
通話履歴の数字=通話した秒数
まるで暗号文書のよう!
・SMSの履歴
ファイル名は「sms_summary.csv」。
SMSのほうも、受信日時、相手先の電話番号、内容が明記されています。
こちらの通話区分の数字は、次のようです。
1=SMS(メッセージやりとり)
141=着信お知らせ
着信お知らせが141なら、留守電は1417という数字になるのかな?
PCリンクツールでSMSをバックアップした時は、PCからファイルを開けなくて途方に暮れていましたが。これを使えばよかったんですねえ。
・電話帳の履歴
「contact_data_summary.csv」というファイル。
アンドロイドに登録している電話帳情報のうち、氏名、電話場号、メールアドレス、住所がズラーリ。
・カレンダーの履歴
「calendar_events_summary.csv」というファイル。
これはエクセルで見ても…。同じくクラウドのグーグルカレンダーで見たほうが断然イイ!
※前回も記した通り、個人情報をオンライン保存することに「情報流出したらどうしよう?」などと抵抗がある方は、PCから開いた際に即PC内部にデータを移して、クラウド内のデータは破棄することをお勧めします!
●アンドロイドのドロップボックスアプリから、開いてみる
ドロップボックスアプリを開くときも、パスワードを入力してロック解除。
先ほど追加アップロードしたzipファイルを開くぜ。
解凍を行うためか、かつてダウンロードしたESファイルマネージャーアプリの画面が瞬間表示。PCで解凍済みのファイルを開く際には、この画面は表示されず。
「summary」を選び、通話履歴(calling.summary.csv)をタップ。
テキストを選択。
やったー、文字化けしていない!
このとおり!
・通話履歴
・SMS
これで、いつ何が起きても大丈夫! 証拠は残っている!(←何を心配している?)
そうそう、私はドロップボックスアプリにもロックをかけています。もちろん、端末そのものにも。個人情報にはロック! これ、情報流出時代の常識です。
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【対応OS】アンドロイド1.6以降