【地方移住】自然の恵みに触れられる環境での子育て

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こんにちは!「つん」です。縁あって、東京都心の華やかな広告業界とIT企業を経てから地方の田舎へ移住し、7年が経ちました。

移住後に生まれた息子は5歳となり、のびのび成長しています。そこで、田舎での子育てなどの様子を少しずつレポートしていきたいと思います。

 

家庭菜園だから楽しめる!毎日が食育

 

移住した先で家庭菜園を始めました。都心暮らしの頃はプランター栽培もしたことがありませんでしたが、郷に入っては郷に従えで野菜作りを始めました。季節ごとに少しずつ畝(うね)を増やしながら、現在は年間100種類弱の野菜、果物、ハーブ、花を栽培しています。

 

     

息子も畑や花壇に出てきて一緒に過ごします。
春になるとテントウムシやミミズを探したり、蝶を追いかけたりパトロールに余念がありません。

 

つん春のチビっこバッタが夏に向けて少しずつ成長していく様子も観察できます。

つんネギ坊主が大好きなミヤマカラスアゲハ。昆虫の名前も一緒に調べます。

つんジャーマンカモミールにテントウムシ。
オレンジ色や黒いテントウムシもいるので図鑑を見ながら名前を教えてくれます。


つんノコギリクワガタのメス。図鑑で調べていると偶然にも原寸大!(笑)

家庭菜園を一緒に楽しむことで、親子の会話は多岐にわたり、語彙力、表現力、感受性などの成長にもつながっているようです。

パトロールしながら、野菜の花が咲いたり、実が膨らんでいるのを見つけると

「おかあさん、見て!ブルーベリーの実が大きくなっている。もう食べていい?」

とウキウキした様子で教えてくれます。有機栽培をしているので、ミニトマトやイチゴは、「どれが美味しそうかな?」と一緒に収穫してその場でパクリ!(ちょっとお行儀悪いですが・・・)


つん息子の大好きなイチゴ。有機栽培なので甘くて中まで真っ赤に育ちます。

 

つんいつも息子はつまみ食い。

自分で種まきし、成長を見守り、収穫した野菜は、旬な時期に美味しく食べてくれ、心と身体の豊かな栄養になっています。


野菜や花の栽培が日常生活の一部
になっているので、苗や花をみれば大抵の名前を言い当ててられるようになりました。もともと好き嫌いなく何でもよく食べる息子ですが、自分で収穫した野菜だと

「わ~!これ、今日採った野菜でしょう?」

と嬉しそうに食べてくれます。


つんグリーンピースの収穫。最初に“優等生”(=勝手に呼んでいる採り頃の野菜)の特徴を教えてあげると、最初の数回は「これはどう?」と確認。だいたい分かってくると私の手を引っ張り「ここに優等生がいっぱいいるよ!」と嬉しそうに教えてくれます。

つん野菜の旬は、こうした体験から身についてくれるといいですね。

つん鞘(サヤ)から豆を取り出す作業は年少の頃から一緒にしています。

グリーンピースが終わると、近くの畝(うね)にある、白い花が咲き終わり空に向かってぐんぐん成長しているソラマメの収穫が始まります。季節ごとの野菜や果物の旬を気にしてくれるようになり、四季をまだ明確には理解していないながらも

「今は夏?そっか、春だからトマトはまだなんだね」

など質問してくれることにも成長を感じています。ソラマメの優等生は去年覚えてくれたので今年は“収穫隊長”に任命しようと思っています。

私が畑で収穫した野菜や果物を使って調理するのを見ているうちに、料理にも興味を持つようになりました。自然と様々な方向へ関心が広がっていきます。

去年、子ども用の包丁をプレゼントしたのを機に、ご飯を一緒に作るようになりました。野菜や果物を洗って、皮をむいて、包丁で切って、茹でたり炒めたり。

どんな調理方法があって、自分はどうやって食べるのが好き、というのも出てきているようです。ちなみに、我が家の夏の定番、毎朝のゴーヤジュースは大好きなのにゴーヤチャンプルや肉詰めのような加熱したゴーヤは苦手のようです(笑)。

そして夏のもう一つの定番はしそジュース。毎年大量に作り、子どもと散歩する時にはいつも水筒に入れてゴクゴク飲んでます。

土を触り、野菜や生き物のサイクルを知ることは、都会ではなかなか出来ない体験ですが、幼少期の情操教育には本来とても大切なことのひとつです。


この記事を書いた人

田舎暮らしをしている小1男児の母。東京都生まれ、神奈川県育ち。
広告業界にどっぷり浸かった後、ヒルズ族(何年前?!)のいたIT業界へ。マーケティング担当として馬車馬のように働いていたのはかつての話し。
結婚を機に、東京での一人暮らしに区切りをつけ2012年10月に田舎暮らしスタート。仕事では某自治体の移住促進業務を担当。家庭では食育、知育などを子どもと一緒に楽しみながら取り入れており、その様子を少しずつ情報発信していきます。

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