Android OSは進化している
現在配布されている最新のAndroidOSのバージョンはAndroid 7、コードネームは「Nougat(ヌガー)」です。すでに配布済みという人もいるでしょうが、対応待ちの人もまだ多いでしょう。
ここでは、Android 7で追加された新機能についてご紹介します。
Androidについては、こちらも参考にしてください。
◎ スマートフォンに搭載されるOSの種類と違い
通知領域の機能拡張
Android 7では通知領域でできることが増えました。
通知領域から返信が可能
Android 7には、新しいメールやメッセージが届いたときに、通知領域から内容の確認や返信ができるようになりました。
複数の受信通知があっても、それぞれにメールを確認・返信できます。
通知領域が広い
Android 7では、通知領域の表示幅がディスプレイの横幅いっぱいに拡大され、クイック設定を確認したり操作したりしやすくなりました。さらにクイック設定パネルをカスタマイズし、自分のよく使うものをすぐに操作できます。
通知方法もカスタマイズ可能
メール着信やアプリの新着など、1つ1つの通知に「通知音とバイブあり/通知音なしでバイブのみ/通知音もバイブなしで通知アイコンだけ表示」など、通知方法をカスタマイズできます。
マルチウィンドウ
Android7では、1つの画面にいくつものウィンドウが開いて同時に操作できるマルチウィンドウが実装されました。
スマートフォンでは小さいですが、タブレットならかなり使いやすくなります。
マルチウィンドウは画面が縦画面でも横画面でも使えます。ウィンドウの幅も自分で調節できます。
アプリ履歴ボタンの機能を拡張
Android 7では、アプリ履歴ボタンを1回タップすると、1つ前に起動していたアプリに切り替わります。
アプリ履歴ボタンをロングタップするとマルチウィンドウ機能のオン/オフを切り替えます。
アプリ履歴を一括して消去することもできます。
パケット消費を節約できる
Android 7ではバックグラウンド通信を制限し、データ通信量を節約できます。通信量に制限のある料金プランや格安SIMでも安心です。
システムUI調整ツールの機能が拡充
Android 7では、システムUI調整ツールにナイトモード(夜間モード)が追加されています。
パソコンのようにディスプレイの色合いを自由に調節することもでき、時間帯に関係なく画面が見やすくなっています。
まとめ
Android 7での進化は、マルチウィンドウ以外はちょっと地味でわかりにくいものが多いように見えます。しかし、日常使いにはとても便利な進化です。
使いやすいOSに仕上がってきたと思います。
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