【ApplePay】日本版と海外版では何が違うのか?

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ついに日本でもサービスが開始された「ApplePay(アップルペイ)」。

しかし、既にサービスが開始されている海外のApplePayと比べると特殊な状況なのが日本版ApplePay(アップルペイ)の特徴かと思います。

また、「おサイフケータイ」との違いにも疑問に持つ方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、日本版ApplePayの特徴を中心に、海外版ApplePayやおサイフケータイとの違いを解説していきます。

【公式サイト】Apple Pay – 始め方 – Apple(日本)
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日本版ApplePayは3つの電子マネーに対応

日本版ApplePayは、NTTドコモの「iD」、JCBの「QUICPay」、JR東日本の「Suica」の3つの電子マネーに対応した電子決済サービス

対応のクレジットカードをApplePayに登録すると、iDもしくはQUICPayのどちらかに登録されます。

この2つの電子マネーはポストペイ型電子マネーと呼ばれており、クレジットカードと紐付けすることで、決済金額を直接クレジットカードに請求するというものです。チャージして利用するプリペイド型電子マネーと異なり、チャージが不要になるわけです。

一方のSuicaは、プリペイド型電子マネーであり、電車やバスなど交通機関で利用する「IC乗車券」を兼ねた電子マネーです。チャージ自体は、ApplePayに登録した対応するクレジットカードを使ってチャージができるので、わざわざチャージ機を使ったチャージの手間が省かれます。

カードタイプではないので、カードを挿入してチャージする機器への対応は物理的に無理ですが、コンビニのレジなど、タッチしてチャージする機器に対応しているので、クレジットカード以外のチャージ方法も利用可能です。

海外版ApplePayは、対応するクレジットカードやデビットカードを登録し、ApplePay決済対応店舗でiPhoneを使った決済が可能ですが、日本版は、ApplePay決済対応店舗というよりも、3つの電子マネー決済対応店舗での利用になるので、ここが海外版と大きく異るポイントです。

 

既存のおサイフケータイと何が違うのか

iD(アイディ)、QUICPay(クイックペイ)、Suica(スイカ)に対応したApplePay(アップルペイ)ですが、ここで連想するものとして、おサイフケータイがあります。
日本におけるApplePayは、おサイフケータイの使い方とほぼ同じです。FeliCa搭載のフィーチャーフォンやスマートフォンは、各電子マネーアプリを導入し、設定さえすれば、iD、QUICPay、Suicaはもちろん、それ以外の電子マネーの利用が可能になっています。

大きな違いとして、ApplePayは、各電子マネーアプリの導入が必要ないところです。iPhoneに対応クレジットカードを登録さえすれば、iDもしくはQUICPayのどちらかが利用可能状態になり、Suicaは、カード型のSuicaをiPhoneに重ねるだけで、カード型Suicaの残高とデジポッドを引き継いでくれます。

おサイフケータイと違って、ApplePayはOSレベルで機能をサポートしているので、利便性の向上が図られているわけですね。

画像元:https://www.apple.com/jp/apple-pay/images/shared/og.png?201610251747

 

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