小学校のプログラミング導入に | オススメ教育・知育ロボット5選

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始まったSTEM教育

スマートフォンやタブレットが当たり前になり、IoTやAIなどの言葉をよく耳にするようになった現代において、教育業界にもその波は押し寄せてきました。2020年より、子供たちに最先端技術習得のための基礎作りを行なっていくための学びとして、STEM教育が始まりました。

スマートフォンは触らせたことはあるけど、プログラミングなんて私がまずわからないし、どう教えたらいいかわからない、、、なんて、悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか。

実はすでに、そんな方々の力になるようなものが、数多く開発されているんです。先日、教育・IT EXPOに参加し、教育に関する多くのIT商材を拝見してきて、最先端の教育事情を色々とリサーチしてきました。そこで今回は、その中で見つけた、簡単にプログラミングの基礎を学べ、楽しんで取り組むことができる、教育用ロボットをご紹介していきます。

アルゴロイド

バンダイから発売される「アルゴロイド」は、スマートフォンやタブレットに、専用のアプリをインストールしプログラミングを行い、自分の思いのままに動かすことができるロボットカーです。このロボットカー同士を、マップ上に配置し、相手と対戦することによって、競い合いながら遊び学ぶことができます。

バンダイは、STEM教育に向けて、「PLAY STEM」のコンセプトを掲げ、遊びの先に学びがあることを追求しています。こちらのアルゴロイドも、楽しく遊びながら、論理的思考を培い、「ここでこう動かしたから、こうなったんだ。次はああやってみたら、ああなるかも。」のように、物事の道筋を考え、それが学びに繋がっていくことが大きな特徴です。

プログラミング自体は、ブロックプログラミング言語で構成されており、小学生でも読みやすい表記を使ってくれているので、とても簡単に始めることができます。バトル感覚でお友達を夢中になっていたら、いつの間にかプログラミング思考が身についてしまう嬉しいロボットです。

ただこちらの商品は、まだ発売日が未定のため、もう少し手に入れるまでには時間がかかりそうです。

商品詳細

発売元 バンダイ
対象年齢 小学3年生〜

Ozobot Evo

アメリカで生まれ、日本でもいよいよ発売となった「Ozobot Evo」は、世界最小のプログラミングロボットです。Ozobotの面白さは何と言っても、アナログでもデジタルでも操作することが可能なことです。

自分で、紙の上に引いた線の上を、Ozobotが自ら動いていき、部分部分で線の色を変えると、その色によって様々な動きを見せてくれます。プログラミングに一度も触れたことがなくても、導入としてロボットの考え方や動き方を学ぶことができます。

また、アプリをインストールし、プログラミングも可能。本体から発せられるLEDライトの色や効果音を変えることができたり、進行の仕方を自由に作り込むことができます。アプリ自体にもミニゲームが備わっていたり、飽きない工夫が施されているのも嬉しいポイントです。手のひらサイズなので、場所も取らずコンパクトに遊べます。

商品詳細
発売元 キャスタリア株式会社
対象年齢 6~12歳

https://amzn.to/2Nu7yNQ

Mabot

Mabotは、丸いパーツの中にさまざまなセンサーとモーターを内蔵しており、これらをつなぎ合わせることによって、自分オリジナルのロボットを作ることができます。
この個性的な見た目がとっても特徴的で、2018年にグッドデザイン賞も受賞しているほど、その優れたデザイン性は、高く評価されています。

パーツそれぞれに、バッテリーの部品、タイヤの部品、関節の部品などが決まっていて、これを好きなように組み合わせていきます。考え次第では、何通りものロボットと遊び方ができるので、子供がなかなか飽きません。また、部品は簡単に抜き差しできるので、子供が無茶に扱っても心配ありません。その辺りを配慮し、上部に作られているのはありがたいですね。こちらのロボットも、アプリと連動して、プログラミングを組んでいきます。好きな形に変形させて、自分の思いとおりに動かすことができる快感は、思わず昔見ていたアニメなどを思い出して、大人も夢中になってしまうのではないでしょうか。

商品詳細
発売元 Kickstarter

キュベット

一見可愛らしい木の箱にしか見えないこちらも、教育ロボットなんです。こちらはプログラミング教育先進国のイギリスで生まれで、スマートフォンもタブレットも使用せずに学べる玩具なので、まだスマートフォンなども触らせていない、小さなお子様から遊べるんです。

使い方はとてもシンプルで、大きなコントローラボードに、指示を出すことができるパーツをはめていき、可愛い顔の書いてある木製ロボットを思いとおりに操作していきます。説明もいらないほど簡単に始められるので、3歳〜小学校高学年くらいまで、長く遊ぶことができるのが嬉しいです。
プログラミングコードに触れる前の段階として、キュベットを使うことにより、「どうやったら目的地までたどり着けるか?」「あの障害物を避けるにはどうしたらいいか?」などの疑問に対して、道筋を立てて考える能力が身についていくのです。

商品詳細
発売元 PRIMO

https://amzn.to/3cdvYWj

Cobey rocky

最後に紹介するのは、犬のような見た目が可愛いCobey rocky(コーディーロッキー)です。こちらのロボットは、プログラミングを学べるのみではなく、AIも搭載しているため、より先進的な学びを提供してくれます。パーツは、頭部の液晶部分と、胴体のタイヤがついている部分に分かれるだけなので、組み立ていらずで簡単にスタートできます。

アプリを使ってプログラミングを行っていきます。ビジュアルコードが採用されているので、直感的にプログラムを作っていくことができますが、Python言語にも対応している為、より高度なプログラミング習得もできます。簡単なプログラムだけでは物足りなくなってきたお子様にも、とてもオススメです。

コーディーのAIの機能としては、音声認識機能(呼ぶと側まできてくれる)や、顔認識機能(使用者の年齢を当てることができる)、気分演出(PCを通してコーディーに自分の表情と全く同じ動きをしてもらう)などができます。

可愛いフォルムから、ペットのような感覚で遊び始めることができ、かつ複雑な言語にも対応している為、子供のより学びたい欲に答えてくれる商品です。

商品詳細
発売元 makeblock

https://amzn.to/3t1sSea

最後に

いかがでしたか?今回は、STEAM教育対策となり、プログラミングに親しめる教育用ロボットについてご紹介しました。早い段階からプログラミングに慣れておくことにより、抵抗なく学ぶことができ、お子様が楽しんで学べる環境を作ることができますね。ぜひ、手にとって実践してみてください。

この記事を書いた人

学校教育では教えてくれない、これからの時代に対応できる“地頭の良い子”を育てるための情報を、様々な方向から見つけて発信していくサイトです。

プログラミング
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