「Snapchat」は2011年にリリースされたチャットアプリです。
海外ではTwitterやLINEの人気を遥かに凌ぎ、利用者は全世界1億3,000万人以上。
アメリカの10代~20代の2人に1人が使っていると言われています。
「Snapchat」は短期間でなぜこんなにも広まり、人気を集めているのでしょうか?
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最大10秒で消えるチャット
「Snapchat」の最も大きな特徴の1つはログが残らないこと。
「Snapchat」では画像やアイコン、メッセージを投稿する際に1秒~10秒の間で表示時間を設定することができ、時間が過ぎれば自然に消滅します。
ログが残らないのは一見不便なようにも思えますが、それがかえってリアルの会話に近く、時間限定のドキドキ感と相まって若い人達の人気を集めているようです。
また「Snapchat」にはFacebookの「いいね!」のような機能はありません。
知人やフォロワーの投稿に対して妙な気を遣わずに会話だけに専念できるのも受け入れられている理由もしれませんね。
タテ型動画の火付け役
最近ではYouTubeやFacebookでもスマホを傾けずに視聴できるタテ型動画が増えてきていますが、これももともと「Snapchat」から始まったトレンドです。
Snapchatはサービス開始当初から画像・動画の投稿にタテ型のフォーマットを採用していて、現在では1日100億回以上の動画再生回数を記録しています。
タテ型動画は片手で手軽に撮影できるうえ、自撮り画像や全身のコーディネートとも相性抜群。モデルの水原希子さんも「Snapchat」を使ってユニークな自撮り動画を投稿しています。
ちなみにある企業のリサーチによると、タテ型動画は横型動画に比べてスキップされにくく、タテ型の動画広告は従来の約9倍の完全視聴率を記録したそうです。「Snapchat」から始まったタテ型動画が動画マーケティングのノウハウも大きく変えていくのかもしれません。
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