ずっと抱っこだった我が子が歩けるようになり話せるようになってくると、気になるのが習い事です。
同じくらいの月齢の子が習い事を始めたと聞くことも増えてくるのではないでしょうか。
まだ早いかな?始めるとしたら何が良いのかな?と悩んでいる方へ、
未就園児が習い事をするメリットやおすすめの習い事について、我が家の例も合わせてご紹介します。
未就園児が習い事をするメリット
家ではできない体験ができる
我が家では子供たちが未就園の時期から習い事を始めました。
長女は音楽教室に、長男はキッドビクスの教室に通っていました。
(キッドビクスとは簡単に言うと「子供向けのエアロビクス」のことで、リズムに合わせて全身運動を行います。)
音楽教室では色々な楽器を触ったり、お当番さんとして皆の前で先生のお手伝いをしたり、家ではできない体験をさせてもらいました。
またキッドビクスの教室では小さいですがダンスの発表会があり、良い思い出となっています。
小さくても一つ一つの体験が、子供の自信につながるはずです。
家族以外の人とのかかわり方を学べる
小さいうちの習い事はグループで行う場合が多いです。
そのため、先生はもちろん同年代のお友達とコミュニケーションをとる機会が増えます。
また挨拶などの礼儀を学ぶこともできるでしょう。
幼稚園、保育園に行く前に社会性を身につけるには、とても良い機会になりますね。
体力、感性、音感など能力の向上が期待できる
コミュニケーション能力以外にも、習い事によって体力やリズム感など様々な能力の向上が期待できます。
また習い事を通して好きなことが増えたり、新しいことに取り組む楽しさを知ることができます。
純粋な好奇心や楽しい気持ちを満たしてあげると、子供の精神状態の安定にも繋がります。
未就園児が習い事をする時に気を付けること
成果を期待しすぎない
様々な体験が子供の成長に良い影響を与える、と言っても、親が期待するほどの効果がすぐに表れないこともあります。
まだ得手不得手も探している段階のはずです。
プレッシャーをかけすぎると、習い事が嫌いになったりトラウマになったりしてしまうかもしれないので注意しましょう。
子供本人の意思も尊重する
親がやってほしいことと子供がやりたいことが違うこともあります。
習い事よりも家で過ごす方が好きという場合もあるでしょう。
まだ小さい子供を親が良い方向へ導いてあげることも大事ですが、子供自身がどう感じているのかも見てあげられると良いですね。
費用・時間などが無理のない範囲か調べる
習い事には当然お金がかかります。
送り迎えをしたり、小さいうちは一緒にレッスンを受けたりと、時間もとられるでしょう。
習い事の数を増やすとその分親の負担も増えていきます。
家で遊ぶ時間も減ってしまいますね。
無理なく続けられるように、親や他の兄弟にとって負担になりすぎないかを考えて習い事を決めましょう。
未就園児におすすめの習い事
音楽教室
ピアノなど楽器を習わせる前におすすめなのが音楽教室です。
リズムに合わせて歌ったり体を動かしたりするので、リズム感を養えます。
また色々な楽器・音楽に触れることで、感性を高めることもできるでしょう。
将来ひとつでも楽器を弾けるようになると、感情を表現する手段が言葉以外でも持てることになります。
コミュニケーションの方法を増やしてあげることは、子どもの人生を幸せにしてあげられるプレゼントのひとつです。
リトミック・キッドビクス
未就園児にはリズムに合わせて体を動かすリトミックやキッドビクスがおすすめです。
体力、リズム感、表現力などが身につきます。
小さいうちは親子で取り組むプログラムも多く、スキンシップをとることができるので、子供もリラックスして楽しめるはずです。
親にとっても、未就学児の子育てで家にこもりがちになってしまう日々の気分転換になります。
スイミング
スイミングは子供の習い事として長年人気です。
未就園児のころは潜るなど水慣れが主な目標でしょう。
小学校の授業でもプールに抵抗感なく楽しいと思えるようになるといいですね。
我が家では幼稚園からスイミングを始めましたが、潜るのが苦手で苦労しているので、もう少し早く始めても良かったかなと思っています。
体力がつき、風邪をひきにくくなるのも嬉しい効果です。
まとめ
子供に通ってほしい習い事はありましたか?
未就学児の習い事は成果を目的とせず、新しい世界への慣れ、社会性を積み重ねることを目的とするとよいでしょう。
未就学児の脳は、新品のスポンジのようになんでも吸収するまっさらな状態です。
小さい頃の様々な体験や楽しかった思い出は、子供の成長にきっと良い影響を与えてくれます。
焦ってはじめる必要はないので、親も子供も無理のない範囲で習い事を楽しみましょう。