フェイスブックには自分の友達の個人情報がぎっしり詰まっています。居住地、勤務先、未既婚やパートナーの相手etc…。さらには、メッセージ機能をメールのように使っている人も多いでしょう。
そう、フェイスブックは個人情報が詰まった機密SNSアプリ。
第三者に不正ログインされたら、友達の個人情報も見られてしまうわけです。
そこで、第三者の不正ログインを防ぐためのセキュリティ対策をご紹介します。
こちらはフェイスブックの公式アプリから設定できます。
フェイスブックアプリを開いたら、左上のメニューボタン⇒プライバシー設定⇒セキュリティの順にタップします。
次に、「ログイン承認オン」という項目にチェックを入れます。
画面の説明の通り、非認定のデバイスからログインした場合、セキュリティコードを入力する設定を変えます。「設定をスタート」をタップ。
セキュリティコードは、ログイン⇒セキュリティコード入力画面に切り替わった瞬間、アンドロイドのSMSなどに通知が届くシステムになっています。
そのために、セキュリティコードの送信先として携帯電話番号を入力します。
認証されたら、フェイスブックに初期登録したメルアド宛てに、「ログイン承認がオンになりました。使用したことのないブラウザからログインする場合は、セキュリティコードが必要です」という文面のメールが届きます。
アンドロイドのほうで、前の画面に戻り、「SMSによるログイン通知」「メールによるログイン通知」にもチェックを入れました。
そのうえで、非認証のパソコンから、フェイスブックにログイン!
っと、ID&パスワードを入れた後、予告通り「携帯電話に送信されたセキュリティコードを入力してください」と指示が。
この画面を見た直後、アンドロイド端末にSMSが来ました。
認証コードが書かれています。この数字を入力すればいいんですね。
※認証コードは毎回違う番号が通知されます。
パソコンのほうで認証コードを入力すると、「ブラウザを保存」するかしないか、選択肢が出てきます。
ここでブラウザを保存すると、以降ログイン時に認証コードの入力が省かれるうえ、そのデバイスは「認証済み機器」として登録されます。
↓
なお、私は「SMSによるログイン通知」と「メールによるログイン通知」の2つにチェックをつけていますが、先ほどもう一つの「未認証機器」であるPCからログインしたところ、こんなメールが届きました。
↓
文面は、以下の通り。
* * *
2013年5月15日 22:54に不明な機器からあなたのアカウントへのログインがありました。
オペレーティングシステム: WinVista
ブラウザ: Firefox
場所: Shinjuku, 13, JP (IP=114.17.●●●)
注: 場所は、インターネットサービスプロバイダからの情報に基づいています。
あなたが実行したものである場合、このメールは無視していただいて結構です。心当たりがない場合は、他の人が不正にログインした可能性がありますので、アカウントの安全を確保してください。
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なお、ログイン時、認証コードを入力した後に、そのデバイスで「ブラウザを保存」にチェックを入れておくと、認証機器として登録された旨もメールが届きました。
* * *
なるほど、場所は正確には新宿ではないにせよ(惜しい!)、本当にメールに通知してくれるのがありがたい。なぜかSMSのほうには通知は来なかったけれど。
私は自宅で使っているパソコン2台を「認証済み」にしたので、今後はそれ以外のデバイスからログインされた時に、またお知らせが来るのでしょう。
ん? ということは…
自分のパソコンを「認証機器」にした場合、例えば家族が自分のフェイスブックに自動ログインしたときは、その人による盗み見を防止することはできない、ということですね…。
家族とパソコンを共有している人は、そのデバイスを「認証」するのは避けた方がよさそうですな。つまり、下の画面で「保存しない」にチェックをつけておくべきです。
ほか、不正ログインされる可能性があるとしたら、自分のIDとパスワードをなぜか知っている人がその人のパソコンなどからログインする場合。
可能性としては低いけどなきにしもあらず…。やはり念のため、セキュリティ設定をしておくに越したことはないと思いまーす。