いよいよ日本でも登場し始めた「Windows10Mobile(ウィンドウズ10モバイル)」。
昨今のスマートフォン向けOSにはiOS(アイオーエス)やAndroid(アンドロイド)を中心に展開していたので、ピンとくる人は少ないのではないでしょうか。
Windows10Mobile(ウィンドウズ10モバイル)は元々、WindowsPhone7(ウィンドウズフォン7)、WindowsMobile(ウィンドウズモバイル)として、10年前以上からスマートフォン向けに供給されていたOSです。趣味向けというよりもビジネスニーズに強い特徴があり、モバイル環境下でoffice(オフィス)ファイルを新規作成や編集などがおこなえました。office(オフィス)ファイルの互換性も高く、文字化けなどがないので、ビジネスマン向けのOSとして知られています。
Windows10Mobile(ウィンドウズ10モバイル)は、スマートフォン向けWindows(ウィンドウズ)の最新バージョンとなり、過去のWindows(ウィンドウズ)やiOS(アイオーエス)、Android(アンドロイド)にはないビジネス向けの機能が搭載されています。
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■新機能「Continuum(コンティニュアム)」
Windows10Mobile(ウィンドウズ10モバイル)で注目される機能として、Continuum(コンティニュアム)があります。
この機能は、どういうものなのかと言えば、スマートフォンを外部モニターに接続することで、外部モニターに映し出される画面がデスクトップのWindows10(ウィンドウズ10)の状態になるというものなんですね。
今までのスマートフォンを外部モニターに接続したとしても、スマートフォンの画面に映し出される画面が、そのまま表示されるものでしたが、Continuum(コンティニュアム)は、外部モニターの解像度に合わせて表示されるので、スマートフォンの表示領域以上の表示をしてくれます。
これにより、ネットサーフィンやOffice(オフィス)の編集では、広い作業領域で効率のいい作業が可能です。
■Continuum(コンティニュアム)で知っておきたいこと
Continuum(コンティニュアム)を使えば、外部モニターにPCと同じ表示をすることはわかりましたが、その他にも知っておくべきことがあります。
それは、Windows10Mobile(ウィンドウズ10モバイル)を搭載していれば、使えると言うわけではないということ。
Continuum(コンティニュアム)を利用する場合には、それなりのスペックが必要なので、スマートフォンの性能に左右されてしまいます。1,2万円で販売されるエントリーモデルのWindows10Mobile(ウィンドウズ10モバイル)搭載のスマートフォンには、そこまでのスペックがないので、Continuum(コンティニュアム)を使うことができません。
Continuum(コンティニュアム)目的で、Windows10Mobile(ウィンドウズ10モバイル)を購入する場合は、対応しているかどうかを確かめたほうが良いでしょう。
また、外部モニターに接続する場合には、「DisplayDock(ディスプレイドック)」と呼ばれる対応機器も必要です。
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