スマホのバッテリー寿命をできるだけ伸ばす普段使いのテクニック!
スマートフォンのバッテリーは他のバッテリーよりも性能は優れたものが使用されていますが、それでも寿命があり何度も充放電を繰り返すことで少しずつ充電ができなくなってしまします。そしていつか寿命が来て充電ができなくなってしまうことは良く知られています。でもこのバッテリーの寿命が決まるのは、充放電の回数だけではありません。
その性質を知って普段の使い方に気をつけていると、もっと寿命(耐用年数)を伸ばすことができます。
この寿命を伸ばすための普段使いのテクニックをご紹介します。
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■バッテリーの寿命を長持ちさせるには
・OSやアプリのアップデートをしよう
スマートフォンに使用されているバッテリーはリチウムイオンです。このバッテリーは、今も世界中で性能を良くするための研究や開発が進められているので、バッテリーの寿命を延ばすための新しい技術的な発見があります。こういった技術の進歩や発見がOSのバージョンアップに取り入れられ、バッテリーの寿命に貢献していることがあります。
たとえば充電を行う際のスマートフォン内部のコントロールにおいて、バッテリーの寿命に貢献する技術が応用されているのです。
・バッテリーの性能と寿命に優しい温度がある
リチウムイオンのバッテリーは周囲の温度で性能と寿命が異なってきますが、実は多くの人が居心地のいいと感じる温度がバッテリーにとっても優しい温度なのです。もしバッテリー本体が、規定の温度を超えるとバッテリーの寿命を縮めてしまいます。
その温度範囲とは、iPhoneの場合は周囲の温度が16°C〜22°Cのときに最も高い性能が出せるように設計されています。また一般的な使用は0℃~35℃を想定していて、この温度の範囲を超えるとバッテリーの寿命を縮めてしまいます。
したがって不用意に0℃以下の場所や35℃以上になる場所に放置しないように気をつけましょう。真夏や真冬の屋外などで普段使いをしている場合はやむを得ませんが、この温度範囲を超える場所に不用意に放置しないようにしましょう。
ということは、こんなことに気をつけることで寿命を延ばせます。
・気温の高い場所に放置しない
たとえば締め切った車内は35℃を軽く超えてしまうのでバッテリーに限らずNGですが、冬場ならストーブの近くや電気毛布の上、また陽あたりのいいリビングの床なども油断すると35℃をすぐに超えてしまいます。こういった場所に何時間もさらさないように気をつけましょう。
・気温の低い場所に放置しない
寒い地域では、暖房していない部屋は0℃前後になっていることもあるでしょう。こういった場所に長時間放置したり、普段使用しないからといって長期間保管しているとバッテリーの寿命に悪影響を与えます。
・スマートフォンのケースも寿命に影響する?
傷防止やちょっとしたアクセサリー気分で装着しているスマートフォンのケースも、場合によってはバッテリーの寿命に影響を与えているかもしれません。ケースはピッタリしているため熱をこもらせます。外からの熱に加えて、処理負荷の高いアプリなどを使用することでCPUも発熱しますので、本体が35℃を超える原因を作りがちなのです。
ちょっとした注意でも2年間知らずに使い続けたときに小さな違いが、最後には大きな差になってしまうものなので、できるだけ気をつけておきたいものですね。
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