アンドロイド端末で撮った数々の写真。端末の破損などで画像データが全滅する前に、どこかに保存しておきたいものです。できればパソコンのほうからもチェックできるバックアップ形式ならありがたい。
そう考えていた折、いいのを見つけました。
Google+(以下、グーグルプラス)とは、認証した相手と画像や投稿を共有できる、いわゆるSNSサービス。フェイスブックやツイッターに比べると認知度もユーザー数も低いですが(2013年5月6日現在、フェイスブック公式アプリのインストール数が約680万件に対し、グーグルプラス公式アプリのインスト数は約34万件)、地味にSNS活動を続けたい人にとっては穴場的な存在のようです。
で、そのグーグルプラスアプリ。一時期インストしたもののしばらく距離を置いていたわけですが、冒頭に述べた通り写真のバックアップ方法を模索した結果、これが一番楽だろうという結論に達したのです。
というのはね、アプリをインストールしさえすれば、アンドロイド端末で写真を撮ると、自動的にグーグルプラスにアップロードしてくれるんですよ!
私の端末(IS11CA、アンドロイド2.3、3G回線)の場合、撮影から数分後にお知らせランプが光り、ステータスバーに「インスタントアップロードから新しい写真が追加されました。サークルの人と共有しましょう」と通知が来ました。
最初はギョギョっとしましたが、インスタントアップロードされた写真は、デフォルトで「非公開」になっているのでご安心を。
使い方は下記のとおり。
■撮影した写真を見たい
グーグルプラスアプリを開き、左上の「g+」マーク⇒「写真」⇒「インスタントアップロード」の順にタップしましょう。
撮影した写真が一覧表示されている画面に行きます。
■撮影した写真をすぐに編集/誰かと共有したい
ステータスバーに通知されている「インスタントアップロードから新しい写真が追加されました~」をタップ。
編集、あるいは誰かと共有したい写真をタップして「次へ」。
ここからアルバム名を書いて保存しておくと、インスタントアップロード内が整理され見やすくなります。
共有したい場合、テキストの上の「あなたのサークル」をタップし、共有したい対象を選択してから右上の「共有」を押しましょう。いきなり「共有」ボタンを押すと、確認ボタンも出ずサークル内の人と写真を共有されてしまいます!
■パソコンなどアンドロイド以外のデバイスで写真を閲覧・編集したい
グーグルカレンダーなど、グーグル関連のページを開き、「もっと見る」⇒「写真」の順にクリック。
インスタントアップロードされた写真、すなわちグーグルプラスアプリをインストール後、アンドロイド端末で撮った写真がここに一覧表示されています。
右上の「新しい写真をアップロード」をクリックすると、パソコンに入っている写真をグーグルプラスに収められ、アンドロイド端末からも見ることができます。
■自動アップロードを、充電しているときのみに行いたい
アップロードをしているときは、当然バッテリーが消耗します。放っておくと、バッテリー残量が10%の時でも自動的にアップロードされ絶体絶命のピンチに!
自動的にアップロードする必要がない人は、設定を変更しましょう。
【充電時にのみアップロードする設定手順】
グーグルプラスを起動し、設定⇒インスタントアップロード⇒写真をアップロードするタイミング⇒充電時にのみアップロードにチェック
■普段は写真をためておき、必要な時だけアップロードしたい
自動アップロードのチェックを外し、アップロードしたい時にまとめて「すべてをアップロード」をタップしましょう。
■念のため確認! 同期設定は済んでますか?
設定⇒アカウントと同期⇒「g」のマークの順にタップし、「Googleフォトを同期」「Google+を同期」、「インスタントアップロード」にチェックをいれましょう。
なお、私はもともとドロップボックスも使っており、こちらで同期設定するとドロップボックスにアンドロイド端末で撮影した写真が「カメラアップロード」という名でアップされていました。グーグルプラスをインスト後、なぜかドロップボックスへのアップロードはなくなりましたが…。
まあでも、ドロップボックスは容量もパンパンだし、グーグルプラスのほうがアップロードのタイミングを選べるという理由から、グーグルプラスに移行して正解だったかなと思います。
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【対応OS】端末により異なる