我が家が「おうち英語」を本格的に始めて1年ちょっと経ちました。
「おうち英語」を始めるにあたっては少なからず段階を経ています。幼児向け子ども絵図鑑を買ったり英語を話すオモチャを与えたり。そして息子が2歳になってから2年間、英語に慣れさせるためにベネッセの「こどもちゃれんじ」(過去記事参照)のついでに「こどもチャレンジEnglish」を受講しました。
簡単な英単語は覚えたものの、日本語混じりのDVDに違和感があったり、やはり英語が話せるレベルまで期待するのであればこのままでは難しいと思い、「ディズニー英語システム」(以下DWE)に乗り換えました。DWEの教材を使い始めてから毎日約5時間の英語掛け流しによるインプットと専用カードを使ったアウトプットを続け、そろそろ英語のインプット量が2000時間を超えようとしています。
日常生活でも英語のセンテンスがポロポロと出てきたり、DWEの歌を歌ったり、学んだセンテンスをそのままアウトプットし始めている姿から、インプットの重要性を実感しています。
そしてインプットされた英語からさらにアウトプットを促すには、シチュエーションに応じた英語表現を繰り返しインプットし、自然な形でアウトプットしながら身につけていくことだと思います。
そこで、英語で提供されているYou Tube動画を活用することにしました。
試しに英語絵本でも持っていた「Peppa Pig」の英語動画をYouTubeで見せてみたところ、すぐさま動画に釘付け。すっかりドハマりしました。
そこで、今回は5歳の息子が気に入っている動画をいくつか紹介したいと思います。
幼児向けの動画は、日常生活で使われている英語表現が頻繁に登場するので、自然と覚えてアウトプットにもつながります。
長時間の視聴は視力低下にもつながりますので時間管理などはご家庭で気を付けてあげてください。
ちなみに我が家では子ども向けのアプリを利用しています。
では、さっそく見ていきましょう。きっとお気に入りの動画が見つかるはずです。
『Peppa Pig』(ペッパピッグ)
Peppaという子ブタの女の子が主人公の、イギリスでとっても人気があるテレビアニメです。「おうち英語」を実践している方にはお馴染みキャラクターなので、既にご存じの方も多いと思います。5分程度のストーリーで、対象年齢は小さなお子さんから5歳くらいまでです。
小ブタの女の子Peppaの家族の日常を描いた身近なストーリーの中で基本的な英語表現がたくさん登場します。最後はみんなで笑い転げて終わるほのぼのするストーリーも見ていてほっこりします。お馴染みの、鼻をブヒブヒと鳴らす場面は子どもには大ウケ間違いなし!ちょうど良い頃合いに、心地よい声で入るナレーションも気に入っています。
2. 動画に出てくる英語を使い子どもに語り掛けてみてください。
3. 私たちの発音は気にしなくて大丈夫です。ネイティブの発音を聞き分けて身につけていきます。
4. 子どもにアウトプットできる環境を作ってあげることが大切です。
ちなみにイギリス英語ですが、子どもにはイギリス英語とかアメリカ英語とか関係ありません。むしろ今のうちからいろいろな英語を聞かせてあげるといいと思います。
私が選んで見せてあげた動画は「Peppa Pig」だけです。これから紹介する動画はすべて息子が探し出し、自分で気に入って日常的に見ている動画です。
『Wolfoo』(ウルフー)
映画好きな息子のハートをつかんでいる大のお気に入りアニメ。あちこちにペッパーピッグやアベンジャーズ、トランスフォーマー、トイストーリーを連想させる(ほぼそのまま?!)オモチャや小物が登場します。
迷ったらコレ!! アベンジャーズのスーパーヒーローたちが出てきます!
正直、最初は「ちゃんと内容を分かってるのかな?」と半信半疑でしたが、飽きることなく集中して見ており、ゲラゲラ笑ったり、時々「お母さん、〇〇しちゃったね、面白いね!」と話し掛けてくるところをみると十分理解しているようです。
2.話してくれることを否定せずに「面白いね」と同調して一緒に楽しんでください。
3.一緒に楽しむことで嬉しくなり、子どもが英語を楽しむことができます。
『Ben & Holly’s Little Kingdom』 (ベンとホリーのリトルキングダム)
イギリスの子供向けテレビシリーズです。妖精のプリンセスHollyとエルフのBenを中心に物語が展開されます。二人の住む王国には個性豊かなキャラクターばかり。全体的にカラフルな色調で絵も可愛くて、眺めているだけでも楽しい気持ちになります。大真面目なのにボケボケしていたり、アクシデントが発生しているのにみんなのんびりしているストーリーにほんわかします。
魔法が出てくるストーリーが好きな息子には“magic”“fairy”“spell”“wand”など魔法に関する単語が出てくるだけで楽しいようで、独特の世界観に見入ってます。
1話の長さは10分程度です。対象年齢は「Peppa Pig」よりも高めで小学校高学年まで楽しめます。少し長めのセンテンスや複雑な表現も出てきますが、自然な日常会話に慣れることができます。
迷ったらコレ!! 息子が大好きな“No magic Day”。毎回集中して見ています。
毎回あれこれ違う動画を見るのもいいですが、出来ればいくつか気に入った同じ動画を繰り返しみるのがお勧めです。何度も見ていればストーリーを覚えてしまうので英語表現も自然と耳に残っているようです。
よく使われる表現があちこちで出てくるので自然に身についてアウトプットにつながります。息子も英語が耳に慣れてきて、DWE教材で出てこない新しい表現も少しずつアウトプットし始めています。
『PJ Masks』( PJマスク)
日本ではディズニー公式子供向け専門チャンネルのDisney Junior(ディズニージュニア)で放映されている「しゅつどう!パジャマスク」で知られているアニメです。
6歳のグレッグとコナー、アマヤは、昼間はどこにでもいる普通の小学生。だが日が沈み夜になると、恐るべき悪の手から町を守るため立ち上がる勇敢なヒーロー、パジャマスクに!グレッグはヤモリのゲッコーに変身。コナーは猫のキャットボーイに変身し、キャット・カーを乗りこなす。(引用 ディズニージュニア番組紹介ページ)
大好きなヒーローもので、この動画を見た後にはどこが面白かったのか、いつも英語混じりに説明してくれます。1話が10分程度で、日本のアニメのようにオープニング曲とお決まりのセリフが何パターンかあるので、英語の歌やセリフはよく覚えています。
例えば昼間に何か気になることがあると、夜に集まろうという時に3人はこぶしを突き合わせてお決まりのセリフを言います。
PJ Masks are on our way!
It’s the night to save the day!
息子もこぶしを前に突き出してこの英語のセリフを毎度言ってなりきってます。(笑)
PJ Masks all shout “Hooray!”
Cause in the night, we save the day!
3人の中ではキャットボーイが好きで、悪者をやっつけた後に言うセリフは、新聞紙で作ったキャットボーイの青いコスチュームを身にまとい、叫びしながら家の中を走り回ってます。
迷ったらコレ!! 息子がオープニング曲から英語でノリノリで歌うお気に入り。
映像と音を頼りに繰り返し聞いていると、聞き取れなかった台詞も少しずつ耳に飛び込んでくるようになり、単語と意味が自然に結びついてまさに母国語のように英語を吸収していきます。
My Magic Pet Morphle(マジックペット Morphle)
YouTube向けに作られた英語キッズアニメ。船や救急車、動物、恐竜など体が何にでも変形する不思議なペットMorphleとかわいい女の子Milaのお話。
英語は少なめ、ゆっくりめで聞き取りやすく、1話が5分程度です。ストーリーも映像だけでだいたい理解できるので低年齢から楽しめます。
迷ったらコレ!! 動物がたくさん出てくる楽しいストーリーです。
子どもは聞こえたままの英語をアウトプットします。言い間違っていると思っても直さなくて大丈夫です。子どもの耳は素晴らしいです。何度も聞きながら自分で自然に修正していくので見守ってあげてください。
『Pocoyo』(ぽこよ)
元気で好奇心いっぱいのぽこよと、友達や動物たちとのやりとりを中心に描かれています。スペインで生まれた未就学児向けのアニメとして生まれた作品で、子どもが普段の生活で体験する「愛情」「笑顔」「好奇心」「想像力」「発見」を勉強を意識せず、自然なかたちで学べる作品として、世界150カ国で放映されています。
迷ったらコレ!! “caterpillarがリボンしていて可愛いんだよ”と、息子はアオムシ推し。
Disney Junior(ディズニージュニア)
言わずもがな、ディズニーキャラクターが登場するディズニー公式の定番チャンネルです。特にDWEユーザーであれば子どもの食いつき抜群。教材に出てくるキャラクターを存分に楽しめます。息子はChip and Daleが登場する動画を選んで見ていますが毎回大笑いしています。小学校高学年まで楽しめます。テンポがいいので見ていて飽きません。
その動画が難しいのか、理解できるのかどうかはお子さんが楽しめるかどうかを見てから判断すればいいと思います。まずは見せてあげてください!
迷ったらコレ!! Chip and Daleが登場する動画はどれも痛快でゲラゲラ笑ってます!
まとめ
いかがでしたか?
子ども自身が楽しみながらインプットが出来る英語動画は気軽に「おうち英語」に取り入れることができます。家事をしながらでも相づちを打ったり話を聞いてあげることができるのも親としては嬉しいですね。
ぜひ楽しみながら「おうち英語」に取り入れてみてください。
(1)英語を“お勉強”にしない。
(2)遊びの延長で楽しい時間にする。
(3)とにかく毎日、出来るだけ長く英語に触れさせる。