auのiPhone(アイフォン)に出てくるキャリアアグリゲーションとWiMAX2+(ワイマックスツープラス)
「キャリアアグリゲーション」と言う言葉を耳にしたことはないでしょうか。auのCMでよく使われる言葉で、NTTドコモやソフトバンクよりauが先行してサービスを開始しました。
そのため、auのiPhone(アイフォン)6/6 Plusから対応しており、NTTドコモやソフトバンクが販売するiPhone(アイフォン)6/6 Plusにはない大きな強みです。
では、キャリアアグリゲーションでauのiPhone(アイフォン)がどのように大きな強みになったのか解説します。
「4G LTE」について詳しく知りたい方はこちら↓
キャリアアグリゲーションでiPhone(アイフォン)がパワーアップ
キャリアアグリゲーションとは、LTE-Advanced(エルティイーアドバンスド)とも呼ばれており、4G LTEの技術を応用した高速データ通信技術です。auでは2つの周波数を使用しており、高速データ通信を可能とした2.1GHz帯(下り最大150Mbps)と、プラチナバンドと呼ばれる800MHz帯(下り75Mbps)があります。
キャリアアグリゲーションは、この2つの周波数を束ねて一緒に使う技術で、受信するデータを2.1Ghz帯と800Mhz帯の2つに分散することで、1つの周波数よりもデータ受信を高速化しています。
WiMAX2+(ワイマックスツープラス)で更にiPhone(アイフォン)が高速化
WiMAX2+(ワイマックスツープラス)はUQコミュニケーションズがサービスをおこなっているモバイルデータ通信サービスとして有名です。UQコミュニケーションズの株主はauブランドを所有するKDDIなので、auのiPhone(アイフォン)でもWiMAX2+(ワイマックスツープラス)の利用が可能です。
iPhone(アイフォン)6/6 PlusはWiMAX2+(ワイマックスツープラス)に対応し、WiMAX2+(ワイマックスツープラス)のキャリアアグリゲーションにも対応しているので、下り110Mbpsの周波数をダブルで受信するので、最大受信は220Mbpsでデータを受け取ることができます。
auのiPhone(アイフォン)は2.1Ghz帯、800Mhz帯、WiMAX2+の周波数帯の3つを使うことで、NTTドコモやソフトバンクのiPhone(アイフォン)ではできない、高速通信を可能としました。
「4G LTE」について詳しく知りたい方はこちら↓