こんにちは。
知っているようで知らない用語についてUさんに教えてもらうシリーズ。
今日は全く知らなかった用語、「HD」と「フルHD」について。
前回の「インチ」(ディスプレイのサイズ)に続き、ディスプレイ関係の用語だそうです。
* * *
ヨーコ:
「フルHDのIGZO液晶搭載で、迫力ある映像を楽しめる」
「超高精細 フルHDディスプレイ~どんなシーンでも環境に応じたきれいが表現できる」
といった宣伝文句を聞いたことがあります。
でも、フルHDの何がすごいのか全然分かりません。
そもそも「HD」って、何ですか?
Uさん:
HDもフルHDも、スマホの画面の解像度を表す言葉です。
フルHDというのは、縦1920×横1080=207万3600ピクセル(画素)が欠けることなく表示される画面です。
ピクセルは画素のことで、色を出す場所がどれくらい画面についているかを意味します。
画素数が少なければ少ないほど画面が粗くなり、画素数が多いほど画面がきめ細かくなります。
ヨーコ:
なるほど。デジカメの画素数と同じように考えればいいんですね。
では、HDというのは?
フルHDより画素数が落ちて画面が粗くなるんでしょうか??
Uさん:
HDは、ディスプレイの縦の長さが650ドット以上など細かな定義はありますが、
仰る通りフルHDの画素数を満たしてないので、フルHDよりは画面が粗くなります。
フルHDのほうがきめ細かいし、色合いがよく、色と色の境目がより鮮明に映りますね。
画面を見比べてみれば一目瞭然ですよ。
ヨーコ:
今度見比べてみますね。
ちなみに、HDはハイビジョン(=H)デジタル(=D)テレビ(=TV)の略ですか?
Uさん:
惜しい線ついてますが、違うんです。
High Definitionの略です。
Definitionは、解像度、鮮明度を意味します。
ヨーコ:
なるほど、解像度。
スマホの最新機種は大体フルHDのようですね。
Uさん:
ええ。
スマホで映像を見る場合、こうした解像度は購入基準になりますよね。
ただ、フルHDに加え、各メーカーが打ち出しているディスプレイのブランドにも注目してくださいね。
例えば、シャープ製のスマホで採用されているIGZOという液晶画面は他のディスプレイより美しいと言われていますが、
それだけでなく、通常の液晶パネルに比べて、電池消耗が5分の1から10分の1に抑えられるんです。
ヨーコ:
テレビや動画を観るとき、バッテリーが急激に減りますが、IGZOの場合、他のスマホより消耗度が低いということですね。
動画を観る人にはすごく重要ですね。
Uさん:
そうなんです。
ヨーコ:
今すぐキャリアショップに行って、この目で確かめたい!
Uさん、今日もありがとうございました!