OS4.0以上のアンドロイドにはほとんど搭載されている「テザリング」機能。
「テザリング」という機能を有効にすると、スマホがモバイル無線ＬＡＮルーターのような役割を果たしてくれ、スマホを介してノートパソコンや携帯ゲーム機、タブレット端末をネットにつなぐことができるのです。
どんなときに便利かというと…
例えば普段使っているノートパソコンのワイマックスが、ご近所の工事か何かで不通になっているとき。友だちの家や出張先でワイファイが使えないとき。急きょスマホ端末を代替ルーターとして、ネットにつなぐことができます。
あるご家庭では、こうしたピンチヒッター的な役割ではなく、そもそもメインのネット回線としてテザリングを使っています。仕事でガンガン使うのでなければ、光ファイバーなどを解約してテザリング一本にしても差し支えないかもしれません。
実際、光を解約して、月の固定費を７千円程度下げた世帯もあるそうです。
※注意1：テザリングを使う際には、前提条件として、キャリアでオプションに入っておく必要があります。まず契約内容をチェックしてみましょう。
では、使ってみましょう！
■テザリングの使い方
まずは、スマホの設定から。
「設定」から「その他の設定」⇒「テザリング」へ。
テザリング設定を開きましょう。
私は既にテザリングのオプションに入っていたので、ネットワークＳＳＩＤ、セキュリティコード、パスワードが自動的に入力されていました。
もしここが空欄だったら、キャリアに問い合わせてみましょう。
前の画面に戻り、「Wi-Fiテザリング」にタップして、有効にします。
ここに青いチェックが入ればＯＫ。
今後は、ステータスバーから「テザリング」をタップするとすぐに「有効化」できます。
■ノートパソコンから、テザリング機能を使ってネット接続してみよう
パソコン上で、「ワイヤレスネットワーク接続」のページを開きます。私の場合デフォルトでワイマックス接続されているので、一度ワイマックスをＯＦＦにしておきます。
「Xperia UL_4dec」という、私の機種エクスペリアの名前を発見。先ほど設定ページで見たＳＳＩＤですね。
ここを選択して、セキュリティキーを入力します。
「セキュリティキー」に打ち込むのは、先の設定ページの「パスワード」です。
私は「セキュリティ」という文字に惑わされて、セキュリティ番号を入力しましたが、これは違うんですね。２度エラーが出て気づきました。
そういえば外でワイファイに繋ぐときも、パスワードを入力してたっけ。
はい、めでたく繋がりました。
切断したいときは、赤い四角で囲ったところをクリックして、「切断」を押せばＯＫ。
端末も、忘れずに戻しましょう。ステータスバーから「テザリング」をタップすれば無効になります。
※注意２：例えばドコモのFOMAでテザリングを使う場合、パケット通信サービスに入っていても、「パソコンなどの外部機器を接続した通信」の上限額及び料金が適用されてしまいます。利用後はただちに、スマホ側のテザリング機能を無効にしましょう。
なお、「Xi」（クロッシィ）ユーザーで、パケット定額サービスまたは定額データプランに入っていれば、月額利用料金上限額の範囲で使えます。
ドコモによる注意事項⇒http://www.nttdocomo.co.jp/service/func_tool/tethering/notice/index.html
auによる利用案内⇒http://www.au.kddi.com/mobile/service/smartphone/tethering/
ソフトバングによる利用案内⇒http://mb.softbank.jp/mb/service_area/network/tethering/setting/smartphone/
ちなみにテザリングには、今回使った「Wi-Fi」回線のほか、USBやBluetoothで繋げるようです。
今度、USBテザリングなどにも挑戦してみたいと思います。
利用シーンに応じて使い分けができたら、なんかスマホ上級者っぽくてカッコいいですよね！(≧∇≦)
