絵本に反応を示すようになってきた赤ちゃんに、もっと色々な本をと思っても、沢山の絵本を前に迷ってしまいますよね。
なんと、絵本は年間2000冊以上も発行されているそうです。
我が子も最初はじーっと見つめるだけだった絵本に、手を伸ばして触ろうとしたり、
バンバンたたいたりと段々反応が変わっていきました。
そんな時「触って楽しめる絵本」が良いのでは?と思い、布絵本や様々な質感に触れる絵本を購入しました。
今回は、絵本に興味を持ち始めた0歳児におすすめ!視覚・聴覚だけではなく、「触って遊んで楽しい知育絵本」をご紹介します。
指先の動きが脳を育てる!?
赤ちゃんは様々なものに興味を持ち始めると手を伸ばして触れたり、指しゃぶりをしたりと、
沢山手を使うことで成長していきます。
手は脳と密接につながっており、「露出した脳」とも言われているそうです。
小さいころから指先で様々な質感の素材を触ることで、脳に刺激を与え、集中力、記憶力、思考力や創造力などの発達を促してくれます。
最近は、手先の器用な子どもが減っているそうです。
その要因に、テレビやスマホばかり見ている時間が多くなり、指先を使う機会が減ったこともあるようです。
赤ちゃんの頃から、積極的に指先を使う環境を作ってあげられると良いですよね。
では、早速赤ちゃんが触って楽しめる絵本をご紹介します。
触って楽しい知育絵本
「たべものたっち」
脳科学者茂木健一郎さん推薦!触覚を刺激するにはとてもおすすめな一冊です。
表紙のりんごはにぎることができ、しゃりしゃり音がなります。
さらに、いちごやメロン、おせんべいなどが色々な素材で表現されているのですが、
とにかく表現のクォリティが高く、ついつい我が子と一緒に触りながら読んでしまいます。
「つぶつぶ」などリズム感のある言葉が一緒に書かれていることもポイントです。
同じ時期に出産した友人もどんな本に興味を持つのか悩んでいて、
この本をおすすめしたところ、表紙のりんごが破けそうになるくらい反応が良かったそうです。
なんと購入後に知ったのですが、絵本の素材探しが大変だったようで数量限定での発行だそうです。
気になった方はぜひお早めに。
シリーズにどうぶつたっち、のりものたっちという本も発売されています。
◇「どうぶつたっち」
◇「のりものたっち」
こちらも購入しましたが、触り心地が何とも気持ちよく、絵は全てフェルトで表現されているので、とてもほんわかとしていて親しみやすいです。
「頭のいい子を育てるプチ あかちゃんごたどりえほん ぶっぶーがおー」
絵本の中にでこぼこの線が描かれていて、指先で一緒にたどっていくことで刺激し、脳を活性化させていきます。
赤ちゃんが言いやすい擬音語・擬態語ランキングトップ65で作られているので、赤ちゃんの言葉の発達にもとても効果的です。
「ぎゅ」という音が描かれているページがあるのですが、音を発しながら後ろからぎゅっと抱きしめて読んであげると、我が子はとても喜んでくれます。ぜひ試してみてください。
作・絵は、『しましまぐるぐる』の作者、かしわらあきおさんです。
「お?かお!」
赤ちゃんの大好きな顔がたくさん描かれている絵本です。
口を動かすと目がきょろきょろうごいたりと、体の一部を動かすと表情が変わるので、我が子も楽しそうに見ていました。
よく見かけるしかけ絵本は壊れやすいものが多く、購入をためらってしまいますが、こちらはすべて厚みがありとても丈夫なので長く楽しむことができると思います。
「ペーパーエンジニア」として活躍するペーパークラフトの達人、坂啓典さんが全体のデザインを手掛けられたそうです。
「いろ」
ハッキリとした色づかいでふわふわ、キラキラ等感触も一緒に楽しめる絵本です。
絵本のサイズは他の絵本と比べて小型なので、お出かけにもぴったりな一冊だと思います。
簡単な英語も表記されているので、英語の音も一緒に楽しめるのではないでしょうか。
触ると音の出るこんな知育絵本もおすすめです。
番外編:音の出る知育絵本
「光る★音でる♪知育絵本 リズムにのってぽんぽんたいこ」
軽くふれるだけで音が出て光り、ばちがないので赤ちゃんも安心して遊ぶことができます。
録音機能があり、たたくと録音した音が流れるようになっています。意外と高音質に録音出来て我が子もびっくりしていました。
ママの声だけでなく、犬の鳴き声等録音して遊んでいます。
「ピカピカひかるピアノ けんばんが光るガイド付き」
鍵盤をたたくと鍵盤自体が光るので、赤ちゃんの頃から楽しく遊ぶことが来ます。
さらに21曲の人気メロディーに合わせて光るガイド付きなので、楽譜が読めない年齢でもピアノの練習になりおすすめです。
「すてきなピアノえほんDX 」
こちらは人気のメロディが33曲も収録されているので、飽きずに長く楽しむことができます。
赤ちゃんの脳の成長を促す<脳すくすくメロディ>も収録されているので、月齢の小さい頃はメロディを流すだけでもおすすめです。
まとめ
今回は、0歳向けに「触って遊んで楽しい知育絵本」をご紹介しました。
赤ちゃんが絵本に興味を持ち始めたら、ぜひ一緒に触って読み聞かせの時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。