Image:LINEPay
お小遣いを渡しているご家庭は多いかと思いますが、
そのお小遣いどのように管理していますか?
毎月決まった日に決まった額を渡したり、「お手伝い〇〇に対していくら」など、
ご家庭によって様々だと思います。
そして、そんな中で、お小遣いを現金ではなく、キャッシュレスサービスを使って渡しているご家庭が増えているのをご存知ですか?
今回は、そんなキャッシュレス決済でお小遣いを渡すメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
キャッシュレス決済でお小遣い?
もう世の中に当たり前に浸透した、LINE PayやPayPayなどのキャッシュレス決済システム。
実際にご利用されている親御さんも多いのではないでしょうか。
利用していくとわかりますが、大変便利ですよね。
銀行口座を連携しておけばチャージも2~3秒で完了し、
レジではバーコードをピッとかざすだけ。
混んでいるコンビニのレジで、お財布を持ってモタつく心配もありません。
そんな便利なキャッシュレス決済で、
お子さんへお小遣いを渡しているご家庭が増えてきているんです。
お小遣いの管理にはLINE Payを使おう
Image:LINEPay
決済サービスの代表格とも言える『LINE Pay』。
今回は、こちらのサービスで、お子さんと利用する際の利用方法を見ていきましょう。
18際未満が使用する際のLINE Payの特徴
・LINEアカウントを所有していれば誰でも開設可能
・本人確認不要で使える『LINE Cashアカウント』
・LINE cashは制限される機能もあるけど、その制限が逆にお子さんにはちょうど良い
LINEアカウントを所有していれば誰でも開設可能
LINE Payは、LINEのアカウントを所有していれば誰でも開設可能です。
お子さんとのやりとりにLINEを使用されているご家庭がほとんどだと思うので、
比較的簡単に開設できるのではないでしょうか。
本人確認不要で使える『LINE Cashアカウント』
Image:LINEPay
ほとんどのキャッシュレス決済は、本人確認書類の提出か、銀行口座の連携を義務付けていますが、LINE Payはどちらも行わないで使用することができます。
LINE Payには、LINE MoneyとLINE Cashでアカウントが分かれていて、
本人確認不要で使えるのは、LINE Cashになります。
LINE Cashだとできないこと
・送金(受け取りはLINE cashでも可能)
・残高の現金化
・カードで決済
上記を行いたい場合は、本人確認を行い、
LINE Moneyアカウントに変更する必要があります。
お子さんが使う場合は、どれもできない方が都合が良い場合もあるので、
LINE Cashでの運用をオススメします。
親から子への送金方法
Image:LINEPay
LINE Payでは、LINEの友だち同士であれば、簡単に送金をすることができちゃいます。
なので、お子さんとあらかじめLINEで友だちになってさえいれば、すぐにでもお小遣いを渡すことが可能になります。
方法はとっても簡単です。
②送りたい相手にお子さんを選択
③金額を入力
④「メッセージを入力」の画面で、お好きなメッセージとカードを選択
⑤「送金・送付」ボタンを押して完了
スマホトラブルを回避するには
スマートフォンを持たせる上で心配なのは、スマホトラブルですよね。
実際に、有害サイトや出会いサイトへのアクセス、アプリの高額課金、スマホ依存など、子どものスマホトラブルが増加しているのが現状です。
そんなトラブルから子ども達を守るための機能が、「フィルタリングサービス」です。
主な機能としては、
・有害サイト、成人向けサイトへのアクセス禁止設定
・利用時間の管理
・位置情報の把握
・利用状況の確認
などがあります。
大手3社のHPでは詳しい説明が確認できるので、ぜひチェックしてみて下さい。
現金かLINE Payか。メリット・デメリットを比較してみよう
では現金とLINE Payそれぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
現金
メリット
お金を扱っている感覚が持てる
手にする喜びを感じやすい
お金の教育がしやすい
デメリット
無くしてしまうかも
いくら使ったか管理が難しい
LINE Pay
メリット
ITリテラシーが高まる
いくら使ったかが一眼でわかる
お金の使用履歴が追いやすい
親も管理しやすい
その場ですぐ渡せる(今小銭を持ってないから渡せないなどが起きない)
算数の勉強になる(数字の計算に強くなる)
デメリット
お金を扱っている感覚が薄い
スマホが絶対必要
電池が切れたら使えない
キャッシュレス決済が使えないお店もあるので、子どもがお金を使える機会が限られる
最後に
ますます当たり前になるであろうキャッシュレス決済システム。
現金を使わなくなる日も近いかもしれません。
これからの時代を生きていく子ども達に、先端の技術に触れる機会を設けておくのは良いことかもしれません。ただし、お金という感覚がどうしても薄れてしまうので、使い過ぎには要注意。
そこは親がお財布の紐をきちんと握って、しっかりとしたお金の使い方を教えてあげていってください。
現金とキャッシュレスのバランスを考えながら、ご家庭でも取り入れてみてはいかがでしょうか。